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ギリシャ語のアルファベットってこんな感じです

ギリシャ語には発音記号がありません。ギリシャ語は書いた
通りに読めばちゃんと発音できるため、発音記号が必要ない
のです。もちろん、発音のルールを知る必要はあるが、それ
さえ知っていれば、どんな単語も書いてあるとおりに読めば、
どんなギリシャ語の本でもすぐに読めるようになります。

ギリシャ語にはτόνος=トーノスという、アクセントマークが
単語の上についてるので、どこにアクセントを置くかも一目瞭然
です。

ギリシャ語の場合、Readingのほうはアルファベットと発音ルール
少しやるだけで自然に上達するので、ここは英語より優しい。

ただ書くのはかなり難しいのです。まず、英語とは違うアルファベット。
手書きの手順や書き方も覚えないといけません。ギリシャ語は母音が
ちょっとややこしいのです。ギリシャ語の母音の「イ」は5つもあり、
残念ながらどの単語にどの「イ」が使われるかは、単語のスペルを覚え
ていくしかない。

ギリシャ人の子供が親にスペルをきくときは、たいがいこの母音の部分
を聞いています。なので親は、「イ」がどの「イ」かだけを教えます。

他にも母音「エ」は2つ、母音「オ」も2つあります。

ギリシャ語を少しでも日本で広めたいと思い、アルファベットの表
を作りました。ブログでは無料レッスンを始めます。

ギリシャ語のアルファベットはτο αλφάβητo/to αlfɑbito/アルファービト/
と読みます。

ややこしいのは、「B」と書いて発音は英語の「V」と同じな「ビータ」
と、「P」と書いて発音は英語の「R」と同じな「ロ」、「H」と書いて
発音は英語の「I」と同じな「イータ」です。

数学と物理専攻されていた方には馴染みの記号ではないでしょうか。

文法を少しだけ。ギリシャ語の文法は英語とはぜんぜん違います。例えば
名詞にはすべて冠詞がつきます。

英語は冠詞はついたりつかなかったりとルールがありますが、ギリシャ語は人の名前、固有名詞にも冠詞がつくので、こうなります。

ジョンさん「ο Γιάννης/janis/」「ヤニス」
まりなさんは「η Μαρίνα/Marina/」「マリーナ」

英語のようにつくつかないがないので、そこは楽かもしれません。

概ね英語とあまり変わらない発音ですが、ギリシャ語のほうが英語の発音
よりも、ソフトなイメージです。

ソフトにというのは説明が難しいのですが、例えばギリシャ語の/γ/を英語の/g/よりソフトに出すと、英語の/g/は弾く音、伸ばせない子音になりますが、ギリシャ語の/γ/は、伸ばせる・弾かない子音となります。

英語よりきついところは、「R」の巻き舌です。「るるるるる」と連続して舌を回すように音を出すのですが、私はこれができません( ;∀;)

訓練すればできる人もいるらしいですが、遺伝の部分もあるそうです・・・

ブログでは、音声付きでアップ記事をアップしています。興味のある方は
ぜひのぞいてみてくださいね!


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