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自己紹介

はじめまして、marinaです。

2022.10.25
海外協力隊の合格通知をいただいたことをきっかけに、noteを始めました。

これから、
・派遣前訓練のこと
・活動のこと
・モロッコでの生活のこと など
のらりくらり、記録していこうと思います。

▷自己紹介

とっても簡単ですが、自己紹介。

・長崎県出身(1995年生まれ)
・教育学部 特別支援教育専攻 
   ⇨ 特別支援学校 臨時講師4年目
・2023年7月から、派遣前訓練(二本松)
 ⇨その後、モロッコの教育局に所属し、障害児教室で活動予定です。
・旅とキャンプが好きです。

▷海外協力隊を志望したきっかけ

高校生のときに倫理の教科書に載っていた『大学生が140万円でカンボジアに学校を設立』という小さなコラムを見て、国際協力に憧れを抱きました。

20歳になり、憧れのカンボジアへ。
ホームステイ先の家族に障害児教育についてなにげなく聞いたところ「そんな子どもはいないよ。この村に前世で悪いことをした奴がいるように見えるか?」という返答がきました。

『障害がある子どもは前世で悪行をした者のところに生まれるもの』
そんな考え方が村には根付いていて、差別をしている自覚なんてものはこれっぽっちも見当たりませんでした。

そのときに受けた衝撃が、『発展途上国で障害についての正しい知識の普及を行い、障害の有無に関わらず、自分らしく生きていくことができる世の中を作りたい』という現在の思いに繋がっています。

そして、23歳のときにインドの肢体不自由児が暮らす施設へ。
そこには、下半身に麻痺のあるお子さんを柱にくくりつけて立つ練習をさせたり、誤嚥をしてもお構いなしで食べ物を口に入れ続けたりという体罰的な指導支援があたりまえのようにありました。
初めて見る光景に大きな衝撃を受けましたが、そこで働くスタッフが一生懸命に子どもと向き合い、それが正しいと思って指導に当たっているのもまた事実でした。

その場にいるのに、『言葉も通じない、内部事情も知らない、何の発言権も持たないぽっとでの外国人』である私にはどうすることもできず、ただただ無力感に苛まれるばかりでした。


▷海外協力隊に合格するまで

ふつふつと込み上げてくる思いを抱えたまま帰国し、海外協力隊として活動するために動き始めました。

まずは説明会への参加。
募集要項を見て、『障害児教育の要請には実務経験が3年以上必要であることが多い』ことを知りました。
臨時講師は1年契約、需要があれば日本中どこででも働くことができることから、せっかくなら日本各地の特別支援学校で働いてみたいという思いが沸き、実行してみることにしました。

それから、宮崎(サーフィンでの療育、地域との関わりが深く全員で子どもを育てる雰囲気が素敵でした。)⇨千葉(関東圏は研修が充実していて、外部講師のレベルも高く、専門的知識をもった先生方が多い印象を受けました。)⇨北海道(酪農や加工業など、高等部卒業後の進路先が充実していて、スキーやイグルー遊びなど雪国ならではの教育資源が新鮮で面白かったです。)で働き、3年の実務経験を積んだところで2022年の春募集に応募し、無事に合格通知をいただくことができました。


▷海外協力隊の試験について

これから受験する方の参考になれば、幸いです。
◎一次選考(書類選考&健康診査)

・ボランティア活動の意義目的
・志望動機・抱負
・技術のセールスポイント
・参加の際に想定される弱点
・現地でしたいこと(活動内容、日常生活)
・帰国後、協力隊経験をどう活かしたいか

◎二次選考までの提出課題(以下から、2つ選択して回答)
・自閉症を含む発達障害児者に対するあなたの理解と指導に関する基本的な考え方について述べなさい。
・開発途上国において、スタッフや保護者による障害者に対する体罰的な指導が垣間見られることが報告されています。もし、あなたがこのような指導場面に遭遇したとき、どのように対応しますか。考えを述べなさい。
・インクルーシブ教育やインクルーシブ社会における合理的配慮について、あなたの障害者との経験に基づいて考えを述べなさい。
・「障害の個人モデル」と「障害の社会モデル」について、あなたが知っていること、理解していることについて述べなさい。

◎二次選考(Zoomによる15分間のオンライン面接)
〈人物面接〉
JICA職員2名による面接
・具体的に現地での活動の計画をどのように描いているか
・帰国後も継続して取り組まれる活動が大切と応募書類に記載があったが、この考えに至った経緯や経験は?
・配属先の同僚とどのような関係を作っていきたいとイメージしているか
・これまでの人間関係について
・日本各地での勤務経験について
・自分の弱点について、弱点を克服するために現地で気を付けることは?
・継続して熱心に取り組んでいることはあるか

〈技術面接〉
障害児者支援専門の面接官1名、JICA職員1名による面接

・志望動機
・所持している免許や、これまでの経験について
・帰国後について
・日系の要請でも大丈夫か
・参加不可能な国はないか
・参加希望時期について
・言語について
・住居について

事前資料に基づいての質問が多く、終始にこやかで柔らかい印象の面接でした。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
つたない文章でお見苦しい部分もあるかもしれませんが、これから主に『私の海外協力隊としての経験』を記録していこうと思うので、良かったらたまに覗きにきていただけると嬉しいです。

それでは、また ☺


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