【木質構造ニュースまとめ】高層RC&木造ハイブリットホテル,非住宅木造の営業を強化
【実物件】国内初高層RC&木造ハイブリットホテル
三菱地所は、北海道産木材を活用した国内初の高層ハイブリッド木造ホテル開発計画「(仮称)⼤通⻄1丁⽬プロジェクト」を札幌市中央区で開始する。11階建てで、1階から7階は鉄筋コンクリート造、9階から11階が木造のハイブリッド構造を採用。2021年秋開業予定。
三菱地所の木質構造高層物件!三菱地所は仙台のPARKWOOD高森に続き木質構造に積極的ですね。
今回のホテルの構造について,高層部を木質構造にする手法はヨーロッパでもよく見られる。床にCLTを使う手法は国内外でよく使われるようになってきましたね。CLT床は重量が軽いので遮音性能が低くなることが心配だけど…。このホテルは何か対策しているのかな…?
【市場動向】非住宅木造の営業を強化,ジャパン建材
住宅資材建材商社のジャパン建材(東京都江東区)は、4月からの組織変更で「木構造建築室」を新設する。住宅着工戸数の減少が予測される市場を見据え、店舗や事務所など一般建築の木造・木質化を進める非住宅部門の営業を強化する狙いだ。同社は、JKホールディングス(青木慶一郎社長)のJK 木造建築グループの中核企業で、同グループでは、これまでも躯体の構造計算から施工管理まで一気通貫によるサポートを展開してきた。今後は、同室スタートによって営業強化を図り、木造非住宅施設の設計・施工の実績を拡大していく考えだ。
非住宅木造市場はこれからいろいろな企業が参入しますね!ハウスメーカー系,ゼネコン系,そして今回の建材系。それぞれ建て方や得意な設計が違うのでどんな企業に優位性が出るか楽しみ。
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