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商業漫画掲載のお知らせとネタの補足

現在発売中の『ひとりごはん No.53』(少年画報社刊)に読み切りが掲載されています。

お久しぶりとなる今回はツナマヨおにぎりをテーマに描かせていただきました。

主人公の千寿32歳、新米ライター

登場人物はいつもと同じくフランス地方都市在住の千寿(ちず)です。
日本のニュース配信を観ていると、とあるお店の紹介が。そのお店は千寿が高校生の頃よく寄り道していたおにぎり屋さんで…というお話です。(冒頭の眼鏡のおにいさんはテレビのレポーターです。)

そのお店は、2年前に私が日本に一時帰国した際、食べたいと思っていたものの連日行列で買うことができなかったお店をモデルにしています。

近年のフランスでは寿司、ラーメンあたりはもはや日本料理として定着していて、次にスポットライトが当たっているのが「おにぎり」なのではと思います。中身をいろいろ遊べるのと、ベジタリアンや宗教上の理由がある人も食べられるのもいいのでしょうね。

んで、パリには「権兵衛」など日本の店が出店しているのですが、私が住んでいる街にはもちろんありません😂 そういうわけで自身の経験を踏まえながら千寿も作中で自分でおにぎりをこしらえます。

焼鮭や梅干し、頑張れば日本と同じ食材でおにぎりが作れるかもしれませんが、私はツナマヨおにぎりが一番手軽(かつフランス人にも人気で食べてくれる)かなと思っています。

ツナ缶、あります! フランスではツナはTHON〈トン〉といいます。写真のツナ缶は3個パックでアルミ箔の封なんですが、プルタブが主流です(写真撮ったとき家になかった)。海外暮らしにおいて日本で馴染みの食材がある心強さ…!

というわけで、お店のおにぎりが食べたい〜!という私怨のこもった回となっております。ぜひぜひ読んでみてください🍙 電子版も後ほど配信されます。
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