なぜ即行動するの???
よく、
本当にあなたは思い立ったらすぐ行動するよね。と、
友達にはもちろん、初対面の人でさえ話をしている内に言われることがあります。
それが良い方向にいくか、悪い方向にいくかは
行動してからわかることなのだけど、
そもそもなぜ行動する事が身に付いたのか、
キッカケについてお話しします。
あれは小学生の時、まだ低学年だったと思います。
近所に住む、いつもおしゃれなスーツを着て家の前を通るおじちゃんがいました。
「まりなちゃん、まりなちゃん」となかなか可愛がってくれていたし、何より会うと、夢を語ってくれる。
それが当時の一番の楽しみでした。
「定年退職したら世界一周に行く」
それがおじちゃんの当時の夢で、世界の絶景の写真集を見せてくれたこともあります。
海外旅行なんて当時行ったことがなかった私にはその本の世界が魅力的で、世界一周したら滞在する国のポストカードを送ってくれると、約束してくれたおじちゃんの目はキラキラしていたのを今でも覚えています。
しばらくしておじちゃんが家の前を通ることはなくなりました。
そのことが私の中で忘れることのできない、大きい出来事でした。
なぜそうなったのか、原因を私は未だに知りません。
後から近所の人に聞いた話だと、20代から働いてばかりだったそうです。
おじちゃんは、会うときはいつもスーツを着ていたから、
今思うと休みは何をしていたのだろう、
そもそも休みなんてあったのだろうか。と、
もう答えてくれる人はいないのに、
そんな質問を心に投げかけることがあります。
一つわかった事は、
やりたかった事を先延ばしにしてきた代償は大きいのだと、小学生ながら感じたことだけ。
当時の私は、外で遊ぶよりも家の中で遊ぶことが好きだったし夏はプールに行くよりもクーラーの効いた部屋で本を読んでる方が楽しいような女の子でした。
でもこの出来事があってから、確実に変わった事。
それは、やりたいと思ったことは何一つ我慢しないでやる事でした。
小学校の職員室前の掲示板に貼ってあるバレーボール教室の張り紙を見つければ、その日には体験会に行っていたし、運動が嫌いだった私が週末には入団届を監督に渡していました。
そこから高校まで、全国大会にも出場するような、いわゆる強豪校でバレーボールに没頭。
自分の中のマインドや挑戦する気持ちが培われたのはあのかけがえのない小中高校時代のおかげだと確信を持って言えます。
その時から、好きなドラマの中でみた、仕事後に定食屋さんでご飯を食べるお姉さんに憧れて、小学生ながら一人で定食屋さんでご飯を食べたり(笑)
高校卒業後、友達がカナダにワーキングホリデーで旅立った時には後先考えずカナダ行きのチケットを購入しました。
やろうと思ったことは迷わずやる。
もしかしたら今日、家が火事になって死ぬかもしれない。
明日、交通事故に遭うかも。
私自身も、周りも、
ずっと変わらないことなんてありえない。
今出来ることは今行動に移す。
会いたい人には会いに行くし
行きたい場所には行く。
好きな人には好きって伝えなきゃ。
これが私の行動の原動力です。
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