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信じることで、可能性は動き出す。#soar応援

こちらの記事には、ウェブメディアsoarの4周年に向けて、soarメンバーやsoarライター・これまで記事に登場した方たちがsoarへの思いを綴ったコラムを掲載しています。

こんにちは、編集部インターンの杉田真理奈です。

soarにジョインして半年が立ち、気づけばあと2週間で2020年。
何かと忙しいこの時期にこれまでのこと、そして半年で起きた変化を綴ろうと思います。

希望は、どこにあるんだろう。

大学生の頃、私は「ボランティア」を通して社会と多く関わりを持つようになりました。
もっと細かく言うと、国外貧困地域での住居建築活動、福祉施設でのお手伝い、災害時の清掃活動などです。

(貧困層に向けた建築活動のボランティアに参加した時)

(2017年に朝倉市で起きた豪雨発生から1ヶ月の現地の様子)

当時は、少しでも困っている人のために自分にできるお手伝いがしたいという想いでやっていました。
しかし、のめり込むほど、真剣に向き合うほど、その現場で困っている人々の生活や問題が良い方向に変わることの難しさを知っていきました。
彼らが抱える困難は、社会の構造・制度・認知など、私にとっては余りにも大きすぎる所に根本の原因があるのではいか。

想いだけでは何も変わらない。

そんな思いが募るようになり、少しずつ自分のやっていることに対して諦めのような気持ちを感じていきました。
そんな思いを抱きながらも、「それでも、少しでも何か希望を知りたい。見つけたい。」と思い立ち、去年の秋に台湾で開催されたレインボーパレードに参加しました。

アジアで初めて同性婚が可決される前のパレード、その景色は圧巻でした。世界中から多くの人が集まりフラッグを掲げる光景に「この瞬間に革命が起きている。多くの人にあるべき幸せがやっと手に入る」と思っていました。

(台灣同志遊行2018のパレードの様子)

しかしそのパレードの隣では反対派の運動も行われ、その年の国民投票では同性婚合法化の「反対派」が賛成派を大きく上回ったことを知りました。

思うように進まないことは本当に沢山あるんだな。
希望はどこにあるんだろう。

自分の肌で、社会が変わるその躍動と、喜び、そしてその難しさを改めて感じた経験でした。

soarと出会った時の衝撃と嬉しさ

そんな時に、友人から「面白いNPOがあるよ」とsoarを教えてもらいました。

どういう活動をしてるんだろうとsoarの掲げるミッションを読んだとき、衝撃を受けました。

「soar(ソアー)」は、 人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく活動です。 

本来、人は誰でも自分の内側に高いエネルギーを持ち、可能性に満ちています。ですが、世の中には様々な要因から、その可能性にふたをされてきた人たちがいます。

一方で、世の中にはこうしたふたを開けようと、 デザインやビジネス、アート、テクノロジーなど、様々な手法を用いて活動している人たちがいます。
ネガティブだったものをポジティブに転換し、 これまでとは異なった新しい関係性を構築しようとする動きが、世界中の至るところで生まれているのです。

「soar」は、こうした事例をリサーチし、様々なかたちで発信していくことで、同じ願いを持つ人たちが集う場を生み出し、 誰もが自分の持つ可能性を活かして生きていける未来を創ります。

私の信じたい未来がここにある。

soarの記事を読むたびに、私がこれまで考えていた限界はこのような活動を通していくことで、少しずつでも昇華できるのではないかと希望を持つようになりました。

それからイベントにも積極的に参加するようになり、実際にsoarを通して集まる人々やスタッフさんの雰囲気を肌で感じて、決して大げさではなく今この瞬間に小さな革命が起きていると確信し、自分自身もここに参加したいと強く思うようになりました。

※soarでは月に2回ほど活動説明会やイベントを開催しています。
次のイベントはこちら。(12月活動説明会1月活動説明会

信じることから、可能性は動きだす。

soarでは障害、LGBTQ、家族、高齢者、福祉、貧困、名前のついていない生きづらさ、困難を抱える人々など、数多くの人々を取り上げています。

私はここでとりあげられることに無関心な人はいても、誰1人として無関係な人はいないと思っています。
soarの記事を読むと「私」と線引きしていたことの中に自分でも気付いていなかった私を発見するからです。

半年の活動を通して、この世の中には負の出来事や環境を自らの力で変えていく人たちや、自身の生きづらさを昇華し自分の人生を歩み直す人たちが本当に、本当に沢山いることを知りました。
困難なことを諦める方が楽だと思っていたあの時から、今を比べてみると見える世界が変わりました。

それはきっと、soarが信じる理由を与えてくれたから。

人は、知ることで信じることができる。
信じることから、可能性は動き出す。

もしも、これを読んでいるあなたが生きづらさや困難にぶつかった時、soarが希望の光として灯りますように。

Written by  杉田真理奈/soar編集部

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soarはNPO法人soarが運営するウェブメディア。「人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく」ことを目指し、障害者や高齢者、LGBTなど様々な人の生き方やサポート事例について紹介しています。
2019年12月22日に迎えるメディアオープン4周年に向けて、サポーター会員800名を目指しています。(現在760名のサポーターのみなさんに支えてもらっています!)より多くの人にsoarを知ってもらうため、今年もハッシュタグキャンペーン「#soar応援」 を実施します。

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