Unityの教科書を一通りやった話

 後期のラボの活動のメインはUnity学習でした。プログラミング初心者どころの話ではないけれどできるのか・・・?と思いながらトライ。結局教科書のコードを写経してやってみるだけに留まりましたがとりあえず教科書を一通り終わらせることができました。

使用教材はSBクリエイティブ出版、北村愛実著、Unityの教科書ーUnity2019完全対応版。年度の初めに買ったので2019年版ですが2020年版も出ています。毎年更新されていくの大変だな・・・


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↑教科書Chapter8で作ったゲーム。

・教材の良かったところ
 本当に何も分からず初めたのですが、8章分のコードを打ち込んでいくうちに「これ他の章でも見た!」という反復学習ができるので何となくだんだんと今自分が何のためのコードを書いているのか、というのが分かるようになっていきました。実際教科書内の説明でも「ここの部分はこういうコードを書いている」という説明が一つ一つ書いてあったので、読んで何となく理解できました。
 手順について画面の図を出して説明してくれているのも親切。また、どういう仕組みになっているのかということを可愛いイラストで示してくれているのですが、文字だけ読むよりもイメージで覚える派のド文系・私にとってはありがたかったです。

・プログラミングの大変なところ
 一個間違えると全部ダメになるところ。大抵Visual Studioがどこを間違えているのか示してくれるので修正はしやすかったですが、実際もっとプログラミングをするようになって自分でコードを書いていくようになればもっと大変なんだろうなあ・・・というのが容易に想像できました。つらそう。
 あとこれは個人的に要領の悪さが出てダメだったことなのですが、Prefab作成の際にヒエラルキーウィンドウから先にシーンに配置したオブジェクトを消す際に誤ってプロジェクトウィンドウから画像データを消すのを3回くらいやって泣きました。おばか・・・

・今後の展望
 Unityを触ってみて、やはり「ものづくりをするのは楽しい」と感じます。専門学生でもなければ理系学生でもないため、本当に仕事に使えるレベルまでやろうとするにはなかなか時間も知恵も環境も確保が難しい部分はありますが、プログラミングに関する基礎知識を身に付けておくだけでも、「何がどういう手順で組み立てられてどういう仕組みで動いているのか」を理解して、自分がコードを書くような仕事をしなくても、例えば発注者との間に立ってやり取りをすることはスムーズになるかもしれません。
 また、プログラミングに対する食わず嫌いの苦手意識をこうして省いておくだけでも、もし何か自分にプログラミングを使ってやりたいことができた時に、多少気軽な気持ちで前向きに取り組めるだろうと思います。基礎知識だけでも、プログラミングを手段として持っておくだけで、自分にできることの幅が広がり、視野も広がっていくような気がして充足感がありました。


 ・・・といった感じで感想を綴りまして後期の活動も終了です。今まで「よく分からない」と遠ざけていた領域に一歩踏み込んでみて少し世界が開けた、そんな一年間でした。自分の中で「もう少し踏み込めばさらに何か見えるかもしれない」という気持ちがあったので私は次年度もラボを継続することになりました。不甲斐ない学生ですが、先生、次年度も何卒よろしくお願いします・・・。
 前期のBlender学習、後期のUnity、VR体験を踏まえて次年度やりたいことについてはまた3月頃に少し綴っておきます。実現の可否はともかく、自分なりにできそうなことに様々に取り組んでみたいです。お疲れ様でした。

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