見出し画像

幻の甘味処「喫茶去」〜上野の生麩あんみつ〜

先日「湘南のアメ横」大船の記事を書きましたが、もちろん本場のアメ横もたまに行きます。

この表示そこかしこにあったけど誰向けなんだろう;

インバウンドとはいえ、思いっきり観光客向けでは決してなくて、割と普段からこういうネタっぽい雰囲気が満載だし、

雑多に拳銃売ってるディープなお店とかがあったり、おもちゃ箱みたいな場所だなと思ってます。あと、とにかく上野にいる人は独特な服装の人が多くてすれ違う人見るだけでも面白い。日本人でリーゼント革ジャンの人たちが集団で踊ってたりします。

今回はそんな賑やかなアメ横側ではなく、上野公園の奥にひっそりある甘味処「喫茶去」に行ってきました。

この喫茶去は創業明治8年の和食料理「韻松亭」が営む甘味処。
「韻松亭」は当時の公園開発のため来園者のために建てられた飲食施設なんだそう。

上野公園ってキッチンカーとか動物園前にあるスタバの認識しかないけど、最初発見した時は意外でした。

日曜日の午後、すでに行列(ほぼ海外の人で)してたので名前を書いて待ちます。営業時間がなんと15:00〜17:00の限定営業。前のお客さん曰く14時半に記帳用紙が出されるそう。早めにくればよかった。。

無事入店。窓が広くて公園の景色が見れて良い。

クリームあんみつを頼んでみました。ごまが入った生麩がもちもちしていて美味しい😋寒天が滑らかでこちらももっちりしてて初めての食感。生麩も寒天もいろんな種類が入っていて最後まで飽きなくて丁寧さが伝わってくる。
お茶も拘っていて挽き豆茶と言ってました。おかわりもいただけてあんみつ合わせて800円(税込)。こんな良質なものが都内でこの価格は安いと思います。

トイレの窓から見える裏手の花園稲荷。

帰りに寄った不忍池の寛永寺。出店がでてて賑やか。

間近で見ると蓮ってかなり大きい葉っぱで迫力ある。

ふぐ供養塔なんかがありました。デザインかわいい🐟

上野は流行りのレトロな喫茶店の巣窟。メジャーな場所は学生の頃からおさえてるけど、喫茶去のようにひょっこり現れる場所もあるはず?なので通わなきゃと思います。昨年は伊勢にも遠征したし、どこか行くたび自分の中の地図が広がって勝手なタスクが増える。。好奇心の持久力の前に、物理的に体力つけたいと思います。

喫茶去については該当のウェブサイトとSNSがありません。。
ので、食べログ記載しておきます。

「喫茶去」は喫茶店「去」ではなく、禅語が由来で「まあ、お茶でも飲みましょう」という意味。なんだそうでそのまま調べるとこのお店じゃなくて、茶道や語彙の由来がたくさんでてきます。検索する際は@上野をつけるとヒットしやすいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?