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独学二級建築士【13製図編】木造のエスキスをしてみよう

今年の設計課題で大体の流れを説明します
あくまで私のやり方ですのでご参考まで

上記日建学院さんのサイトに令和2年の設計条件などが書いてありますので見るとわかりやすいかと

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※画像はイメージです

上記のような課題文を見ながら、大事そうなところをチェックします
資格学校は何色かマーカーを使うらしいのですが、独学の私は何色も色分けする意味がわからないので、黄色一色でいってます
これは何色で塗る…などを考える時間も惜しいと個人的には思っています
ピンクや赤ペンは確認時のチェックです

課題をチェックしたら、必要な室を必要な大きさで描き出します
課題用紙はA2になっていて、左半分に上記イメージの課題文、右半分はエスキススペースになっています
エスキスとは、正確にはエスキースと言い、フランス語でスケッチのことだそうです
建築ではプランの下書きという意味で使っています

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このように必要な室を必要な大きさで描き出しました
エスキスは1/200の縮尺ですると広く使えて良いのでお勧めです
この室と外構をパズルのように敷地にはめていくだけです

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上が配置兼1階平面、下が2階平面です
令和2年の本番のエスキスそのまま載せていますので、混乱を極めたお見苦しいものですみません…
柱の位置と窓の幅も描き込んでおきます
可能ならここで矩計図に描く切断位置も検討しておくことを強く勧めます
(私は本番で検討し忘れて狼狽した結果、すごいところを切断してしまいました)

エスキスで1階2階のプランが出来上がったら、一度課題文と相違がないかチェックしましょう
室や外構の漏れを防ぎましょう

エスキスが出来上がったところで一式図の作成に入る人も多いと思いますが、時間に余裕があれば、床伏兼小屋伏の検討と立面の下書きもしておくと万全です
私は伏図が苦手なので、必ず検討をしました
ここで梁のスパンが大きくなり過ぎて、不可能サイズになっていることがままあるのです

その時は1階に柱を増やしたり、壁を増やしたり、それでも対応できない時は、折角作ったプランを修正します(´;ω;`)
苦しみの伏図エスキスはこちら

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基本は120×120の木材で作る柱や梁ですが、補強と言って部分的に梁のサイズアップが必ず必要になります
それを検討しておかないと清書中に間違えるのですよ…この下書きで既に間違いがあって心苦しいです…伏図の理解への苦しみは別記事で詳しくやりたいと思います

令和2年本番では時間が足りず、立面の下書きはしませんでしたが、私の中での最善を尽くせた場合のエスキス用紙を載せておきます

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また汚いエスキスでお目汚し失礼します
立面で窓の位置や屋根形状を間違わないようざっくり描いておければベストです

ここまでしても、まだ終わりじゃありません!

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これこれ、計画の要点等の文章の下書きもしましょう
お題が3点出ますので、それに沿った内容の文章をプランに合った内容で作ります

例えば…令和2年ですと、
③外構計画について工夫した点
緑化スペースを南側に横に広くとることで、夏の南側の日射しを遮り室内を快適に保てるように工夫した
と本番で書きましたが、ちゃんと居室の南側に緑化スペースを取ってあります(アプローチがあって少し離れてますが…)
こういう計画にした、理由はこうだから、と書いてあれば特に問題はないところかと思います

ここまで作ってエスキス終了です
私の当日の最遅目標時間は90分でした
60分くらいでエスキスができると、製図に時間をかけられて良いのですが、なかなかそううまくは行きませんでした


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