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独学二級建築士【17製図編】木造の矩計図を35分で描きたい

7月は一式図のトレースをしていましたが、なかなかスピードが上がりませんでした

必要な図面と必要な記載内容はなんとなく思えてきたところで、個別練習をすることにしました
最初に矩計図の練習を持ってきたのは、一番何から描いて良いかわからなかったからです
平面はなんとか描けるようになりそうですし、伏図も平面の延長だし、立面もなんとかなりそう、矩計はなんとかならなそう、ということで最初に何度も何度も練習しました

最初はどこから手をつけて良いかわかりませんので、矩計の作図方法が載ってる市販のテキストを購入して、テキストを見なくても丸コピできるようになるまで延々と描き続けました
日建と総合資格を見比べてみて、総合資格の方が線の数が少なかったので総合資格にしました
テキスト開きながら描くの、大変なんですよね…

何度か描いても全然覚えられないので、手順をざっくり壁に貼り、これを見なくて描けるようになるまで、続けて6回くらい描きました

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余談ですが、これラスって描いてあるけど、近年の木造課題の年は、乾式工法の外壁が出題されているので、練習はもういつも窯業系や金属サイディングで描いた方が良いです
ラスモルタルとかリシン吹付とかばかり描いていると、本番でも手が勝手に湿式工法の外壁を描いてしまいますのでご注意下さい…
本番でうっかりやってしまった同士がいたのです…

湿式工法:ラスモルタルの上に吹付タイルなど
乾式工法:窯業系サイディング・金属サイディングなど

モルタルぬりぬりするのが湿式で、乾いた外壁材を張るのが乾式ね

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4回目くらいから、なんとなく貼り紙見なくても描けるようになってきて、6回目は結構自信を持ってスラスラ描けるようになりました

1回目は73分でしたが、6回目は43分で描いています
やはり数をこなせば速くなりますね
可能なら40分を切ってみたかったですが、他の図面も練習しないといけないので、一旦矩計練習は終わりにしました

その後も一式図を描く度に改善を重ねました
最終状態になると、天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)が発動して手が勝手に自動筆記してくれます
たまに間違えますけど

◆矩計図が速くなる為にした改善内容
・三角スケールは一切使わない
・基本全てバンコ三角定規テンプレートプラスで描く
・最初に左右の寸法線を描いたら、あとは上から全部描いていく
・横線同士、縦線同士、なるべくまとめて描く
・勾配定規は屋根で一瞬使ったら片付ける
・土台や仕上がり幅、野縁、1階根太など可能な限り先のバンコ三角定規のテンプレートで描く

記録を確認すると8/30に矩計図を33分で描いてます
最終的にはここまでいけました
ただ、これは最後に文字を書く時、手の甲の痛みを我慢して速書きし続けて出した記録ですね
文字が爆発して崩壊しているのでここまで速書きするのは辞めようと思って、以降やっていません(読めない)

ちなみにこの用紙、独学の人には見慣れぬ矩計練習用紙ですが、二級建築士取得済の人に色々相談したら、もういらないからと余った昔の練習用紙を沢山もらえました
資格取得後は、一級の試験に使えない木造の用紙なんていらないですもんね、大変ありがたかったです

最後に本番直前に描いた矩計載せて終わりにします
今は矩計図を描くのが一番好きです、頑張って良かった!

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きたな…

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