視点が変わる。
最近、ドラマを見ていて気づいたことがあった。あれ?自分の視点が変わっている。
以前の私だったら、学園ものを見れば、主人公の高校生とか中学生の視点に立って見ていたし、主人公と一緒に泣いたり、笑ったりしていた。
でも最近は自然と、先生や親の視点に立ってみることが増えてきた。共感するポイントも、主人公を応援する先生や親の方だったりする。
見るドラマも学園ものだけじゃなく、社会人が主人公のお仕事系のドラマも多くなってきた。
そう、私が歳を重ねてきたから、いつの間にか視点が少しずつ変化していたのだ。ある時そう気づいて、一人でおお!と小さく驚いた。
成長をこんなところで実感するなんて。私も少しずつ、子どもから大人へと気持ちが向かっていることが分かって、なんだか嬉しくなった。
学生の頃のような、勢いと若さで走り続ける青さとは、離れていくかもしれないけれど。でも、私はこんなふうに、自分の変化を楽しみながら歳を重ねていきたいと思う。
歳を重ねるのは、きっと悪いことばかりじゃない。これから、どんな発見があるか楽しみです。