自分で選べる自由。
結婚して夫と暮らし始めてから、2人の暮らし方の違いに驚くことが多々あった。
例えば、にんにくと生姜のチューブ。実家ではそれらは擦り下ろすのが当たり前だったので、全く使ったことがなかった。
チューブのほうが便利だろうなぁと思いながらも、その方が栄養があるという母の教えに従ってずっと擦り下ろして使ってきた。だから、新しい家でも同じようにしていた。
でもこの前、夫にその話をしたら驚かれた。「俺の実家はチューブ使ってたなぁ。だってチューブの方が便利じゃん。」確かに、その通りだ。私もそう思っていたはずなのに、言われて改めて気がついた。
そして、チューブを買ってもいいんだ、ということに、なんだか少し自由を感じた。意外と今までの生活って染み付いてて、知らぬ間に縛られてたんだなぁ。もちろん、擦り下ろしたのもおいしいんだけどね。
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これからは自分で選んでいいんだ。今まではそうしてきたつもりでも、なんとなく決まっているものを、そのままにしてきたものが多かった。
でも新しい生活を始めて、改めて夫と話して決めたり、自分で自由にやってみたりして、自分の心地いいように暮らせるって楽しいなって気づいた。
自分で選べる自由、決めていい自由。それは私の主体性を少しだけ作り、ちょっぴり凛々しくなった気分にさせてくれる。
これからも、小さなことでも、自分の心地いい方を選んで暮らしていきたいと思います。