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2人目出産レポ。

こんにちは、まりもです(^^)今回は娘の出産レポをお送りします。いつもは日記形式で綴っていますが、今回は長編になったので以前のように一つのお話でまとめています。

息子の時の出産レポと同様、割とリアルに書いてありますので、苦手な方は次回のまりもの子育て日記をお待ちいただけると嬉しいです。

ちなみに、前回の息子の時のレポはこちら。

これが3年前…時の流れは早いですね。今回も自然分娩(無痛なし)で、破水から3時間という超スピード安産でした。

前回同様、出産当日に書いた文章を少し整理して載せています。(むしろ前回よりそのままかも)それでは、どうぞ。

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夜中、突然パッと目が覚める。なんだかお腹が重苦しくてトイレに行こうと思いつつ、少し億劫になる。でも気のせいかもしれないし、いずれまた行きたいと思うだろうからと意を決してトイレに向かう。が、その途中でドバーッと股から水が出て、破水だと分かる。

まじか…!と思いながら夫を叩き起こし、スマホをもらい産院に電話。その時に夜中の3時だと知る。すぐ来てくださいと言われ、着替えて荷物を持ち、車へ。車の中では、全然喋れるし、息子の時より余裕を感じる。ただ途中で少しお腹が痛くなり、陣痛?と思う。5分間隔ぐらいで2回ぐらいだった。

産院に着き、モニターをつけて様子を見るも、赤ちゃんが寝ているのか、あまり陣痛がこない。たまにぎゅーっとなる感じ。でもこれは陣痛だとすぐわかった。そして、息子の時もこんな感じだったと思い出す。

短い時間で間隔が空いていても、陣痛が来ると、やっぱり痛い。割としんどい。いや、結構、かなりしんどい。え?この痛み、あと何回、何時間耐えるんだっけ?昔の自分すごくない?え、なんかもう辛いんですけど、早く産みたいんですけど、と思う。たまにしかこないのに、陣痛が来るたび、この世の終わりかと思う痛さがやってくる。
そのうち、気づくとその間隔が狭まってきて、ナースコールを呼ぶ(我ながらジャストタイミングだったと思う)。

点滴をつけられ、そのまま産みましょうとなり、よし!もうすぐ!となる。実際かなり早かった。でもここから辛かった…

いきみを始めるも、下手すぎて進まない。(息子の時は2回ぐらいですぐニュルっと出てきてくれたので、いきみは上手いと思って練習していなかった。舐めてたごめんなさい。)色々教えてもらったけれど、めちゃくちゃ下手らしく、いきむだけで終わる。これが息子の時にはなくて、すごくしんどかった。え、いきんだのに終わらないの?まだ生まれないの?また同じ苦しみを味わうの?絶望…みたいなことを何回か繰り返す。この時の痛さ、なんて言ったらいいか分からない。でも感じたことのないような痛みというか、辛さで、何にも形容しがたい。毎回この世の終わりだと思う痛さだと感じる。

そして何回かいきんだ末、ついに助産師さんにも引っ張り出すのを手伝ってもらうことになり、これで絶対産むぞ!と思っていきむ。そしたら頭が半分ぐらいまで出たらしい。確かに自分でも赤ちゃんの頭が半分くらいお股から出ているのが分かる。そしてそれはかなり辛い。でも産まれなくてもう一回いきんでと言われる。この時がマックスで辛かった。え?もう一回ですか?無理です!!って多分言ってた。でも助産師さんから、赤ちゃんもこのままだと苦しいから頑張って!と言われて頑張ろうと思うも、またもう一回いきまないといけないのが無理すぎて死にそうになる。でもやらねば終わらぬと思い、死ぬ気でこれで絶対出てくれ…!と願いながら、めちゃくちゃいきんだ。(多分それでも下手だった)

そしたら、なんとか生まれてくれた。やったー!産まれたー!!と思った。だからか以前より、ちゃんと産んだ!っていう感覚はあって、私、赤ちゃん産んだぞー!と思った気がする。助産師さんが赤ちゃん持ち上げて見せてくれた時も、ですよね!今産みましたもんね!と思った。(前回は何が起こったのか分かっていなかった)

あと産むのがめちゃくちゃしんどいと言うのも、今回の方がよくわかった。前回は陣痛に耐える方が辛かったけれど、今回は陣痛の時間はありがたいことに本当に短くて(それでもしんどかった、あれ以上無理)、かわりに出産のいきみに時間かかかってその辛さを存分に味わった気がする。陣痛に耐えながらも思ってたけど、やっぱり赤ちゃん産むのって大変だよね。(もちろん、貴重な経験だけども。)

でもその分、産まれた瞬間もしっかりと分かったし、顔とか泣いている声とかちゃんと覚えてて、それはよかったな。最初の印象は、息子にそっくりだなぁということ。女の子、と言われ、やっぱりそうか!と思い(産まれるまで性別が分からなかった)、泣き声の大きさは息子に似てて、でもやっぱり女の子らしい声質で。そして抱っこさせてもらった瞬間、かわいいと心の底から思った。これも息子の時とは少し違うかも。息子の時はこの子がお腹にいたんだなぁって重みで実感した感じだったので。

そのあとも娘は少し離れた、でも目に見える場所にいて、その様子を見るたび、息子に似てるなぁ、可愛いなぁと繰り返し思う。そのあとカンガルーケアで抱っこさせてもらうと、間近で見たその姿にますますかわいい…!と思い、もぞもぞと動くその感覚を、これお腹で感じていたぞと思い、そう話しかける。

そのうちトントンしながら一緒に横になっていると、すぅーっと寝てしまった。えー!もうお母さんだってわかって安心して寝てくれたの?キュンなんですけど…!と思いながら、一緒に目を瞑る。この寝かしつけというか、一緒に眠れる感覚は2人産んだからこその余裕というか、経験値なのかなと思う。そして全く起きる気配のない姿を見て、息子と同じで眠るのが好きなのかなぁと見つめる。そのうち、新生児室に連れて行かれてバイバイ。

私はこのあと、お腹空いたから早く何か食べたいと呑気に思いのんびり過ごす。しかしそのうち、2人目の方があると言われていた後陣痛に苦しまされる。地味に痛い、いや陣痛に比べればこれ以上痛くなることはないから全然余裕だと思うけど、地味に辛かった。(でも割とすぐ治った。あと股の痛さも前回よりマシだった。)

そのうち病室に移ることになり、トイレに行くために立つも、少しふらつく。なんというか、耳がくぐもって、耳鳴りが少しして、ふわふわする感じ。多分貧血だったんだろうな。でもなんとかやり過ごし、トイレに成功して、病室へ。

そして、ついに朝ごはん!おしゃれなリゾットにテンションが上がる。しかし、まさかのトマトが乗っていて(大の苦手)、こんなに頑張ったのにトマト食べるのはさすがに無理だ…ごめんなさいトマトと思いながら端へ寄せる。そして超スピードで平らげて(少し気持ち悪い気もしたけれど、食べたさが勝った。そして早く食べすぎて看護師さんに驚かれる)、もろもろ連絡をして今に至る。

今のうちに寝なければと思いながら、おそらく産後ハイで眠れなくてこうして記録を書いている。きっと、この記録は今しか書けないと思うから。2人目は1人目より気を確かに持って産めた気がする(その分辛さも感じるかもだけど)。強くなったな私、そして今回もめちゃくちゃ頑張りました。皆さん、赤ちゃん、本当にありがとう。これからは前回の反省も踏まえて、気を張りすぎずゆるく頑張るぞ〜!

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だいぶ長文になりました笑。最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。今読み返すと、その時のリアルな心情が思い出されて、やっぱり残しておいてよかったなと思います。

次回は、娘との入院生活で感じたことや考えたことを、また日記形式でまとめていきたいと思います(^^)

それではまた。