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今を生きる。


心が疲れてしまうことがたまにある。それは多分、見えない、分からないことを考え続けているからなんだと思う。

「これからどうなるんだろう」「あんなことしなきゃよかったなぁ」何かに悩むときは、だいたいが未来への不安と、過去への後悔だ。

未来はこれから起こることだから、どうなるかなんて誰にもわからないし、過去はどんなに悔やんだって過ぎてしまったことだから事実は変えられない。

だから、それらを憂いて悩む時間ってすごくもったいない、と最近気づいた。考えるのは大切だけど、考え過ぎると心が悲鳴を上げてしまう。

考えていると、その時間は一生懸命そのことに取り組んでいる気持ちになる。でも実は何も進んでなかったりする。だって、頭で考えているだけだから。

そういう時は、どうすればいいか。今というこの瞬間に集中すればいい。

今、目の前で自分が取り組んでいること。仕事でも、読書でも、料理でも何でもいい。その瞬間、自分がやっていることに集中する。そうすると、悩みはどこかへ飛んでいく。意外と心がすっきりする。

今やっていることに集中したって未来は変わらないかもしれない。でも、確実にその時自分は何かを進めている。目の前に料理ができていたり、こうやって文章が書けていたり、ね。

だから悩みがたくさんあるときこそ、今、この瞬間を生きたい、と私は思う。悩みはそのうち時間が解決してくれるかもしれないし、もしかして急展開が起こって何かが動くかもしれない。

だから私は今日も、何がしたいかなぁと心に問いかける。さあて、今から何して過ごそうか。