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みえないもの。


真っ暗な部屋の中を歩くイベントがある。


大学の時ある講義で、先生から教えてもらって、印象に残っている話の一つだ。

それは、何も見えない状況で、水を飲んだり、お話ししたり、砂の上を歩いたりするそうだ。

なにも見えない。それだけで、普段と同じようなことをしても、違った感覚になるという。

例えば、水が体に入っていく感覚が感じられたり、砂の触感がよりリアルに実感できたりするんだとか。

そして、暗闇の中で話した相手とは、なんだか普段よりすぐに打ち解けられるんだそう。

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これは、何もみえない分、それ以外の感覚が研ぎ澄まさたり、先入観がなくなるから起こることではないかと思う。

普段の生活では、目から得る情報は多く、それに支えられている分、頼りすぎてしまうこともある。

もっと五感を使って、いろんなことを感じてみる。みえない部分から、なにかを考えてみる。

そういうことも、大事なんじゃないかなぁと、ふと思い出した今日でした。