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懐かしさが苦手になった話。

なんだか最近、懐かしさが苦手になった気がする。もともと、私は懐かしいという感覚がすごく好きで、音楽だったり、本だったりから感じられる、特有の懐かしさがとても好きだった。

でも、なんだろう。最近、結婚して子どもが産まれてからだろうか。なんだか、そういう感覚が苦手になってしまったのだ。

昔のことを思い出すようで、そしてその思い出すような感覚がすごく胸が苦しくなる気がして。だから今は、キラキラしてて、ノリノリで、楽しげな、そんな音楽ばかり聴いている。今、この時を楽しめるような、そんな曲ばかりを。

きっと、私の中に何か変化があったのだろう。自分でよくはわからないけれど、多分、今がすごく楽しいからなのかなぁと思う。

昔のことがちょっと苦く感じられるぐらい、今が楽しいのかも。だから、昔聴いていたような音楽を聴くと、その苦さを思い出して、胸が苦しくなるのかもしれない。大好きだった切なさを超えるぐらいに、苦しさを感じてしまっているのかもしれない。

でも、それはそれで、いいことだと思っている。感覚が180度変わるぐらいに、色んな変化を経験して、今目の前のことに全力で生きられてるなら、それでいい。むしろ、そうであってほしい。

だから、これは前向きな変化。いずれはまた懐かしさにハマる時が来るかもしれないし、来ないかもしれない。でも、どっちだっていい。今を楽しんで生きられているならそれでいいのだ。

今は今の、自分なりの感覚を大切にして過ごしていこうと思います。