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STAY HOME, PLAY GAME

2020年、新型コロナウイルスの猛威によって思うように外出できなくなって劇的に増えたのは、ゲームをする時間だった。

そんなわけでこの一枚。

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このロゴ、ポップで最高ですよね。2019年の11月に渋谷パルコがリニューアルオープンした時にNintendo TOKYOで購入した。マリオが描いてあるTシャツもあったが、このロゴだけの潔さに惹かれた。夏にぴったり。マリオといえば、任天堂のみならずゲーム界を代表するキャラクターといえるだろう。ゲームだとあんなにかわいく見えるのに、幼い頃にハリウッド版実写映画が公開され、楽しみに観に行ったらマリオは想像を遥かに超えるただのおっさんだったし、クッパは気色悪いおっさんだったし、何かとがっかりしたことを朧げながら覚えている。それはそれとして、リニューアルした渋谷パルコはカプコンやポケモンの公式ショップもあり、なかなか熱い。

私はスーパーマリオブラザーズ3からスーパーマリオワールドの直撃世代であり、小学生の頃になんとかクリアしている。ゲーム機でいうとファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、その後がセガサターンになり中学生に入るとフェイドアウトしていった。そんなわけで私が思い入れのあるゲームはマリオ(マリオカート含む)、ポケモン、けっきょく南極大冒険、エキサイトバイク、SD ザ・グレイトバトルくらいなもんである。今またやりたいなぁ。

近年は3年か4年くらい前かな、ミニスーファミを購入し、懐かしみながら妻とスーパーマリオワールド、マリオカート、超魔界村を楽しんだ。超魔界村をクリアした時は抱き合って喜んだものだ。その後、Nintendo Switchを購入。マリオカートをやってみたらスーファミと比べてあまりに簡単でびっくりしたものだ。映像が綺麗すぎて目が痛くなったのも今となっては懐かしい。最近Switchで『帰ってきた魔界村』が出ましたね。めちゃくちゃハードで諦めかけている。

で、家庭内で革命とも言えるゲームを買ったのが2020年なわけで、なにを買ったのかといえば、こちらも超有名タイトル、カプコンの代表作ともいえるバイオハザードである。バイオハザードといえばゾンビを倒すアレである。マリオカートとボンバーマンばかりやっていて刺激に飢えていたようで、今までやったことのないもの、ホラーっぽいものにでも手を出してみようと妻と相談して選んだ。最近も新しいタイトル『バイオハザード ヴィレッジ』がプレステで発売されたが、これがけっこうたくさん出ていて、しかもSwitch版は全て出ているわけではなく複雑だ。2人でできるのってないの、と調べていて『バイオハザード リベレーションズ』というものを選んだ。後にSwitchが2台ないと2人でできないことが判明するのだが…まあそれはよい。で、やりはじめたらめちゃくちゃ難しいのね。コントローラーにたくさんボタンがあるのですが、全部使うんですよ、マリオカートと違って。大いに苦労して妻は早々に投げ出し、私はひとりで夜な夜なゾンビと向き合うハメになった。妻は毎日ゾンビに殺される私を隣で笑って見ていた。ちなみにゾンビゾンビと言っているが、実は作品ごとに敵が違って、厳密には本作もゾンビじゃないです。ウイルスで変異してなんたらかんたら…という設定があるんです。ともかく毎日やっているとだんだん上手くなるもので、時間はかかったがクリアすることができた。ゲームのメインはストーリーモードなのだが、レイドモードといってただひたすら敵を倒すだけの遊びもあって、ストーリーをクリアする頃には2人ともキャラクターに思い入れを持っていたので、2人で順番にレイドモードをやり始めた。ノーダメージでクリアする等の条件を達成すると使えるキャラクターが増えたりすることもあり夢中になった。仕事以上に真剣に武器を選び戦略を相談し、妻も日に日に上達し、下手すると2人で6時間くらい続けてやって頭が痛くなることもあった。夢中になれることは尊く、人生の中で脇目も振らず何かに打ち込む時間は必要な時もあるが、私にとってゲームはあくまで気分転換である。度を越してはいけない。やや情けない思いをしたが、ゲームのやりすぎで体調を崩すという経験を得られたことは悪くない。口だけの奴にはなりたくないからね。今は順調に『バイオハザード リベレーションズ2』、『バイオハザード5』、『バイオハザード6』と進めている。これらは2人で画面分割してプレイできるのがよい。『6』のオープニングは火曜サスペンスのような曲でなかなか渋い。

そんなわけで、継続は力なりということ、何事もほどほどにということをバイオハザードから学んだ夫婦であった。

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