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52.機龍警察【完全版】

怖い,めちゃくちゃに面白いSF小説に出会ってしまった。私の中で面白いの閾値を超えると怖いしか出てこなくなる。この世に、この歳になってもまだ心震える作品があるなんてっていう恐怖。結婚式の準備が終わって、また10月から少しずつ漫画や映画や本を読むようになってきて、ここ最近漫画も小説も映画も面白いのがたくさんあって嬉しかったのに、この機龍警察ときたら…

全部面白いのに、この機龍警察はたぶん私の琴戦に触れる作品だったんだろうな。SF知識なんて攻殻機動隊とPSYCHO-PASSとIDぐらいだし、ロボットものはエヴァと機動警察パトレイバー(しかも数話)ぐらいなのに、それでも本当に面白かったし,1ページ1ページめくるのがこんなにもドキドキして、終わりにむかってもう終わっちゃうのかって悲しむのも久しぶりだ。

は〜〜!しかも、こんな骨太な警察ものなのにちゃんとキャラが想像しやすい造りなんだよな。みんなキャラ立ちがすごい。これから、みんな少しずつ絆ができたりするんだろうか。またこれが1作目でこのあとのシリーズも全部おもしろいなんて。面白い小説はたくさんあるけど、シリーズものとしてハマったのは十二国記、京極堂シリーズ以来?!く〜〜!!!続きが楽しみ。あと、登場人物これからどこどこ増えてきたら困る。メモしないとな

面白いのが怖いの、ハマるとそれ以外考えられなくなるからそれへの恐怖かな。物語を読んだら『あー、面白かった!』で私は終わりたいんだ。大人になるとやらないといけないことや考えないといけないことがたくさんあるのに、こんなに物語のことばかり考えてしまうなんて!!!怖い!!でも死ぬほど嬉しい!



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