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【スギナ】女性の味方「スギナ」収穫&解説!体に良い"ケイ素"を豊富に含む大注目ハーブ!

スギナという植物をご存知ですか?これがとても女性にいいんです!そこで、今日はスギナのご紹介です。

スギナの特徴

もともと農業にとっては、やっかいな雑草として有名なスギナ。だって「地獄草」という名前までつけられてるんですから(笑)それにしても、すごいネーミングです。由来は、地獄に届くほど根を張ることから来ているそうです。実際には、2mとか3mとか。根は簡単に切れやすいので、どんなに丁寧に除草しても、根が土の中に残り、そこからまた生えてくる。私たちのはじまりファームでも土の中に縦横無尽に根を張っています。おかげで苗を植えつけるとき、かならずといっていいほど、スギナの根にぶちあたります。逆に言えば、それだけ生命力が強く、エネルギー高い植物とも言えるスギナです。

たしかに作物を育てる農地ではやっかいそうな存在のスギナですが、土壌においてスギナには、役割があります。それは、土壌を中性に戻すこと。雨が多い日本において、ほとんどの土壌は酸性に偏っていると言われています。また、そこに化学肥料などを使用するとより酸性に傾いていきます。そんな場所を好んで生えてくるスギナですが、このスギナは、自分が枯れて土に還る過程で、土壌をアルカリ性に傾ける、つまり中和する役割があるのです。雑草と言われる植物はないと言われますが、スギナにも立派な役割があるんですね。

スギナの効能

このスギナ、男性はもちろんですが、ぜひ女性に取り入れていただきたいハーブなんです。スギナは、ケイ素という成分を豊富に持っています。ケイ素は、骨や歯を強くしたり、髪を美しくしたりする効果があるのです。しかし、年齢を重ねるにつれ体内のケイ素は少しずつ減っていくといわれているのです。そんなケイ素を雑草と言われる、どこにでも生える、力強いハーブから摂取できるなんて素敵じゃないですか?しかも、乾燥させるだけ(笑)素敵すぎます!

スギナとツクシ

ちなみにですが、ツクシってご存知ですよね?春の使者的な、春の到来を知らせる植物として有名ですが、ツクシとスギナって親子なんです。スギナが親でツクシが子供。役割の違いみたいなものですね。青々としたスギナが養分を地下の根に蓄え、春とともにツクシが誕生します。正確にはすでに土の中で準備しているのですが。それが春の訪れとともに土の上に顔を出す。そこから胞子を出して、子孫を残していくのです。私も知らなかったので、あんな身近なツクシとやっかいもののスギナが親子だと知ったときはびっくりしました。

スギナの収穫

【左のスギナが収穫期。右は開いてきている。】

スギナの収穫ですが、基本的にスギナは年中生えています。先ほども記載しましたが、スギナで作った栄養を地下茎にため、冬には枯れてしまいます。スギナを収穫するおすすめの時期は、春です。大きく開ききってしまったスギナは水分、ミネラル共に減少していくようです。なので、収穫のおすすめは春先のまだスギナが開ききっていない時期です。

また、あたりまえですが、乾燥してハーブティーにするのをおすすめしているので、道端や道路わきなので収穫される際は、十分注意されてください。車の排気ガスなどの汚染がひどいと良くないからです。

乾燥させたら、ぜひハーブティーにして飲まれてみてください。クセも強くなく、緑茶のような味わいなので、飲みやすいと思います。

収穫はとても簡単。収穫はさみなんてなくても手でプチプチとれます。ぜひ、ご自宅の庭に生えていないか観察されてみてください。春におすすめのハーブです。

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