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温暖な地域でのハーブ栽培、春の作業

久しぶりの投稿になりました。暖かくなり、植物の芽が動き出すとハーブ栽培の作業も忙しくなってきます。忙しいと言っても、心地いい気候の中での収穫作業はココロオドル楽しい体験です。

育苗と植えつけ

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【昨年秋に収穫したローゼル】

まずは、育苗と植えつけ。日本の夏が大好きなハーブたちを春種まきし、初夏に植えつける計画で育苗をはじめます。初夏と言っても、例年鹿児島は5月末に梅雨入りし、7月初旬に梅雨明けするので、5月中に植えつける感じになります。

日本の夏が大好きなハーブで、私たちがメインで栽培しているのは、ローゼル、ホーリーバジル、レモングラスです。日本の夏が大好きなハーブと言うことは、冬の寒さに弱いのでレモングラス以外は1年草扱いとなります。ですので、毎年種を撒き育苗することとなります。

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【昨年夏のマロウ】

メインで栽培しているとは、植物エキスを抽出するために育てるのでたくさん栽培していますという意味です。植物エキスを抽出する以外にも乾燥ハーブにするために、マロウ、レモンバジル、レモンバーベナなどを種まきや挿し木で育苗しています。まあ、他にもたくさん種類があるんですけどね。

収穫

そして春のお楽しみと言えば、なんといっても収穫作業。春になるとさまざまなハーブたちが芽を吹き、それを収穫する楽しみが一番です。収穫したハーブたちは、真空低温蒸留法で植物エキスを抽出したり、低温乾燥で乾燥させたりします。

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【2020年4月に真空低温蒸留法で抽出するために収穫したヨモギ】

春一番に収穫するのは、ヨモギです。はじまりファームの春を知らせるハーブです。続いて収穫するスギナ同様、ヨモギもスギナも栽培しているというよりは、自生していたハーブが毎年生えてきてくれる感じ(笑)それをありがたく頂戴して植物エキスを抽出しています。

そのあとは、カレンデュラ、ジャーマンカモミール、ネロリ、コーンフラワー、ローズと続きます。

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【昨年、少しだけ収穫できたネロリ】

育苗、植えつけ、収穫、除草。これらがまとまってやってくる作業なので、なかなかnoteの更新もできませんでした(笑)あと、雨が少ないのも要因です(笑)雨が降らないと、休めない(笑)今回の4、5日続くまとまった雨は、ハーブにも私の身体にも恵みの雨となりました(笑)

除草

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【昨年のクラリセージ】

これからは、ローズゼラニウム、藍、ホーリーバジルの植えつけ。ローマンカモミール、クラリセージ、ローズゼラニウムと収穫が続きます。そして何よりも気を使うのが除草作業です。

日本の夏が大好きなハーブは良いですが、そうでないハーブたちは日本の夏の湿気にとても弱いのです。なので、しっかりと除草することで風通しをよくし、少しでも蒸れない環境にしてあげることが大切。

今年もハーブたちと畑で戯れる季節がやってきました。

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