見出し画像

『水を飲んでも太る』という方へ

ダイエットのパーソナルトレーニングや食事指導をしていても、友人との他愛もない会話をしていても、
「私、水を飲んでるだけでも太るんだよね~」
というのをよく聞きます。

そんな方に伝えたいことを書いてみようと思います。

「水を飲んでも太る」そう思ってる方へ

水だけ飲んでて太るわけないやろ!

以上です。笑

本当に水を飲んでも太る、と言うのなら、一度3日間ぐらい水以外のものは一切口にせず過ごしてみてはいかがでしょうか?
水以外のものもガバガバ飲んでいるから、水を飲んでも太る(と勘違いしてる)んですよ。

「水分補給だから」と言って、甘いコーヒーや紅茶、ジュースを飲んでません?
なんだか身体に良さそうな、スポーツドリンクや野菜ジュース、〇〇スムージーなども同じです。
これらのものは【清涼飲料水】と分類され、ラベルの成分表を見ればすぐに分かりますが【清涼飲料水】のほとんどは『果糖ぶどう糖液糖』が主成分です。

『果糖ぶどう糖液糖』とは何か

果糖ぶどう糖液糖は、異性化糖という糖に分類され、でんぷん(ブドウ糖が繋がったもの)由来のものです。
この糖は体内に入ると、分解されることなくそのまま腸に運ばれ、腸で吸収された糖の一部は中性脂肪に変わります。

だから肥満の原因となるのです。

この『果糖ぶどう糖液糖』が多く含まれる清涼飲料水を、私は決して悪者扱いしている訳ではなく、ケーキやアイスクリームと同じように、おやつやデザート的な感覚だということを伝えたいのです。

主食にケーキやアイスクリームばかり食べていたら太る というのは分かると思うのですが、糖分たっぷりな飲み物も同じで、それを水分補給だと言って常飲していれば太ります(当たり前)。

本当に身体の水分を補給するなら、水やお茶でじゅうぶん。

甘いコーヒーや紅茶、市販の〇〇スムージー等の類は水分補給ではなく、心を満たすためのもの。
朝の野菜ジュースで身体がシャキッと目覚めたり、ホッと一息つく時に甘いコーヒーで気持ちを落ち着かせたり...という飲み方のほうが、よっぽど満足感を得られますよー。

満足感が得られれば、自然と摂取量も少なくなり、糖分の摂りすぎにもつながりません。
今はゴクゴクと身体の乾きを潤したいのか、それとも甘~い飲み物でゆったり心を満たしたいのか。
我慢をするのではなく、自分の身体と心の声をよく聞いて、選ぶ ことが大切です。

その選択をできない人がよく言う言葉が
「水を飲んでも太る」なのだと思います。

「私さ、水を飲んでも太るんだよね~」
と甘いジュースを片手に、肥満の元を飲みながら言ってるような不格好な女性にはならないでおきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?