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YOUTUBE動画サクジョされて分ったこと

4月26日にYOUTUBEにアップした動画が削除されました。

どういう判断だったかどうかは、YOUTUBEのプラットフォーム上でやっていることですので、それに従うのは当然のことだと思います。

その上で、なぜこの動画の何がダメだったのか、ちょっと検証してみました。

この動画は、新型コロナウイルスのワクチンの各国の進み具合のニュースをまとめたものでした。
その中でも、ヒトへの臨床試験の様子を中心にまとめていました。

詳しく上げたのは、アメリカ、中国、ロシア、そして英国についてはちょろりと。

その記事のもととなるのは、フランス語版ロシアトゥディ、スペイン語版ロシアトゥディを参考にしながら、全て裏を可能な限りとり、出来る範囲で発信する内容を作り上げました。

ロシア・トゥデイはデマもあるのでその点は注意深く検証し、そのことも動画で説明しました。

アメリカについてはNIHの発表と現地大学の発表をもとに。
英国についても現地メディアをもとに。
中国も現地メディアと香港のサウスチャイナモーニング、スペイン語版ロシアトゥデイ。
ロシアについては、ロシア語版ロシア・トゥディ、スペイン語版ロシアトゥディ、それから大学ラボがだしたテレグラムの投稿。

アメリカのワクチン接種のようすは、スペイン語版ロシアトゥディがだしていた、大学のラボの画像をだしました。

と、こういう内容だったんですね。

視覚的におそらくダメだったのは、摂取してる注射の様子ではないかと思います。(接種された人が成功しているとは判断がつかないので)

それから、もう一つ気になること。

アメリカも含めこれについては英語版ではロシア・トゥデイがいっさい出してなかったんですよ。この内容についてはね。

これが一番の答えだろうと思います。
YOUTUBEは米国企業ですから。

つまりですね、どの国のマスコミもね、基本的に自分の国の国益をもとに海外には発信しているわけです。

大きな意味でいうと、どの海外マスコミもその国のプロパガンダ集団なわけです。毎日、多量の海外ニュースを現地原語で読んでいると、そういった側面に気付くことがしばしばです。

しかし、わが国はどうでしょうか。

残念ながら、この点については、わが国は無防備に等しいと感じます。

積極的に悪意をもって海外に発信することが、報道の自由として許されていることがあります。

世界の多くの人は、日本語を知らないし、理解できません。

だからこそ、海外への発信については、国益に基いて慎重深くやる必要があるし、国内の感覚でやるのではなく、海外基準の感覚でやるべきだと思います。

そうやって、誠実に発信し、わが国の良いところを理解してもらうことこそが、正々堂々と我が国が戦える方法です。

日本人同士しか通じない内向きの主張を海外にし、あえてことさら大きく欠点をさらし、積極的に主張するような国は、あまり他で見たことがありません。

こんなバカなこといつまでやってるんだろうと思いますね。

特に、国境を簡単に超えるネットの発信をみていると....。

そしてもう一つ。自分の国の利益は自分達で守らないとダメですね。

他国に期待するのも程々にと思います。


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