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THE DAYS (NETFLIX)で感じたこと

当時の深刻な状況がスローテンポなだけに
リアルな感覚で伝わってくる。全編8本見るため途中
休憩が何回も必要だった。
電源喪失の問題、格納容器の高圧の問題、
人手を使って弁を開ける問題
、冷却の問題等当時私は一部しか知らなかったが、
この次々ふりかかる難題をどう対応していたか
知ることができた。メルトダウンも起こってた。
当時1号機3号機の爆発をみて唖然とした事を
昨日のことのように覚えている。
これで20年遅れるなと。まわりでも、えーロボットとか
使えないのという声が聞こえた。今は廃炉ビジネスがどうこうという
話を聞くととんでもないなあと。太陽光パネルと風力発電の
廃棄物問題より廃材は少なそうだ。
13年たった今、エネルギー資源確保、電気代の高騰で、原子力発電が
注目されているがこの事故の教訓がどう生かされているのか
調べたくなった。確かに専門の教育機関も少なくなり、
技術者が少なくなり,志を持つものも少なくなっている。
今世界の潮流に遅れつつある日本の産業を守る要である
良質で安価な電力を確保する必要があるのだ。
ドラマでは最初の1号機爆発からの混乱はすごい迫力がある。
瓦礫の中を車で進んだり、一時期行方不明40人とか
かなりやばかったんだ。津波で2人も亡くなっていた事を
今回始めて知り胸が傷んだ。また当時のデマが酷く、
この事も今後このような事態にならないよう
インチキな情報の見極めが必要かと。

心より吉田所長のご冥福を祈って。
(私も心労によるストレスが原因と思う。)

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