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沖縄三島ツアーのこと5〜宮古編〜

温熱治療

沖縄は梅雨入り。早い。石垣では滞在期間も短かったので、ついに青空は見られなかったが宮古にはしばらくいるので晴れの青空希望。低気圧のせいか体がだるい。宮古入りをしたら、ゆっくり寝たり体を休めたりしよう。

宮古では、池村姉妹のお宅に泊まらせてもらう。荷物を置いて、すぐに漲水御嶽(はりみずのうたき)にご挨拶に行った。ライブがうまくいきますように。守り神の白い猫にも会えた。

今日からお世話になりますね。
御嶽は、パワースポットなんだよ by白猫

一瞬晴れ間が出てきたのでビーチにもちょっと寄ってみる。

海を撮るおがっち
マキコちゃんを肩に乗せて

旅は楽しいけれど体は思いのほか疲れるものだ。2日連続の移動とライブ、それから集団生活や寝不足でちょっと疲れた。おがっちは、松江にいる時から口内炎ができていて、沖縄までに治らず、旅の前半は時々しんどそうにしていた。せっかくなので、宮古で癒されるといいねと、昨年わたしも体験した温熱治療を紹介した。

温熱治療は簡単に言うと、宮古島のミネラルたっぷりの海水で蒸したタオルを全身に当てて、温めて発汗させ、血流をよくするという施術なんだけど、汗をかいて、むくみも取れてすっきりする。暖かいところに暮らしていても意外と体は冷えている。エアコンや、冷たい飲み物などで体の深部は結構寒々としているのだ。

おもしろいのは、熱いタオルなので、乗せた瞬間にあちちちってなるんだけど、冷えてる場所にはその熱が伝わりにくく、タイムラグが出てくる。足にも左右差があったり、内臓が冷えていたり人によっていろいろでおもしろい。おがっちも宮古に到着後すぐに施術を受けて(頭が冷えていたそうだ!)、復調の兆し。

ブレーキ喪失事件

ところでこのツアーに全参加の赤い人は奥様とともに宮古まで来たが、レンタカーが借りられなくて困っていた。そういえばニュースで言ってたな。コロナ禍で台数をかなり減らしていると。車がなくては観光もできなくてかわいそうということで、池村姉妹が車を貸すことに。

翌朝、マキコちゃんとおがっちが、赤い人夫妻のところに車を届け、そのまま一緒に観光してくると出かけて行った。なんと赤い人夫妻はその日の夕方一旦大阪に戻って、週末の宮古コンサートには赤い人が単身また戻ってくるという計画だそう。追っかけにも気合が入っている。感謝です。

みんなが観光に出かけたので、わたしや池村姉妹は昼寝をしたり、温熱治療に出かけたりした。施術のひろみさん、お久しぶり。明るくて素敵な人だ。お話をしているだけで、元気が出る。

夕方には七重さんたちも集まってきて、みんなでライブの準備。チケットはじわじわと売れていて、完売の予感。でも、まだまだ直前まで連絡が来るかもしれないという。恐るべし、宮古式。そこへ一本の電話が。

真理野にかかってきたのはマキコちゃんから。横にいるわたしにも聞こえるような声で、なんだか大騒ぎしている。事故でもしたのだろうか。

ブレーキがないんです!」と電話の向こうのマキコちゃんが、いつも冷静な、静かでマイナスイオンの霧ヶ峰のマキコちゃんが半狂乱になっている。

ブレーキがないんです!

何回聞いても意味がわからない。応じる真理野の顔にも❓マークがいっぱいだ。

マキコちゃんによれば、赤い人夫妻、おがっち、マキコで島をぐるぐる観光したあと、夕方近く赤い人夫妻を宮古空港まで送って行ったとのこと。それまで運転していたのは赤い人だが、空港で赤い人夫妻を下ろして、さあ帰ろうとマキコちゃんが運転席に座ったところ、車が発進できない。サイドブレーキがないというのだ。

そんなことがあるかい。

電話の向こうのマキコちゃんはなんだか、大騒ぎをしているらしく電話を受ける真理野もドン引き気味。でもだんだんと話の意味がわかってきて、言うには、赤い人が車を降りたら、サイドブレーキがぐっと踏み込まれていて、なくなっていたとのこと。

これがぐっと踏み込まれて埋まっていたようだ。そんなことあるかい。

ブレーキがかかっているわけだから車は動かない。そして、間が悪いことに空港での違法駐車を取り締まるパトカーが近づいて来ている。マキコちゃんは焦りに焦り、半狂乱になって、おまわりさんに「ブレーキがないんです!」と言ったそうだ。助手席のおがっちも車を降りて、フロアマットをめくったりして笑笑笑 ブレーキを探したそうだ。あはははは。コントかよ。

Imagine all the people.
想像してごらん。サイドブレーキのない車を。ないないない。ないわー。

それにしても赤い人の足の力。バレリーナ並みのトウの力だったと思われる。それを同じくらいのトウの力でマキコ氏が押し戻したらやっとブレーキが出てきたそうだ。出てきたって、君笑。

この話、いまだに笑いながら涙を拭き拭き書いている。正直伝わるかわからない。読みやすいだけが取り柄のわたしのこのnoteなのに、今日ばっかりは自信がない。話したら絶対におもしろいんだけど。文章って難しいですね。

おがっち雨女説

翌日はおがっちが島根に帰る日。FM山陰の「おがっちのレトロ本舗」のメインパーソナリティーをつとめるおがっちはどうしても本番までに帰らなければならない。せっかく、口内炎も治って食べ物も美味しく食べられるようになったというのに。まあこが去って、次はおがっち。一人ずつ帰ってしまうのがさみしい。

帰る前に伊良部大橋見ようねって、行ってはみたけどその日は土砂降りだった。「こんな大雨見たことない・・・」と真理野が小さくつぶやいていた。雨の中、おがっちは帰途に着いた。

おがっちが撮った伊良部大橋からの風景。やばい笑

翌日は本番前のリハーサルの日。快晴笑。昨日の雨なんだったの。朝のうちもう一度真理野とマキコちゃんと伊良部島や来間島へ。

なんか、ごめん。おがっち。
こんにちは。わたしがマキコです。

そして会場下見へ。

立派な会場です。
円陣組みます?
ステージから遠いですね
続々と問い合わせが。さすがMiuniの地元。

さて、ぜんぜんコンサートのことまで書けなかった。すまん。いよいよ明日はコンサート。張り切って演奏します。宮古編後半へつづく。






一週間に一度くらいの頻度で記事をアップできればと思っています。どうぞよろしくお願いします。