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SHE BEFORE AFTER AWARD 2022 エントリーシート全文公開

以下、2022/02/08 1:35 に提出したエントリーシートより抜粋。

応募理由を教えてください。(500字以上)*

「心の動くままに、やりたいと思ったことに踏み出してほしい」と伝えたいから。
■【Before:「仕方ない」とあきらめていた】 私は大手出版社の編集者。企画・編集の仕事は楽しいけれども、指示に従って制作物ができていくばかりで、「私がこの仕事をやる意味はあるのだろうか」と心の片隅で感じていた。キャリアの選択肢を広げたいと思いSHElikesに入会するも、1か月後に妊娠発覚。思うように受講が進まぬまま、2020年夏に出産。子育てはやってあたりまえのことばかりで、誰に認められるわけでもない。自由に使える時間も激減。自宅に届く社内報には活躍する同期の姿が載っていた。焦りを感じつつも、「仕方ない」とあきらめていた。そんな2020年12月、SHE BEFORE AFTER AWARDをオンライン視聴。登壇者の方々の語るエピソードと想いに、胸が熱くなった。
■【After:自分の想いに気づき動き出した】 私も変わりたい。私にしかできないことを見つけたい。授賞式を聞きながら、仕事も生活環境も建前もすべてとっぱらって「心から好きなこと」をノートに書き出した。書くことが好き。人の物語を聞くのが好き。夢中になってペンを走らせていると、忘れかけていたことも思い出した。早産で、小さく産んでしまってごめんねと泣きながら我が子を撫でた日々。妊娠・出産は奇跡の連続だと感じたこと。あの瞬間を、忘れたくない。同じような想いを抱えている女性はきっと私以外にもいるのではないか。私なら、力になれるのではないか。妊娠・出産を経験した女性にインタビューをして、想いを手紙に残す代筆サービスをつくれたら。こうして、出産の代筆屋〈つむぎや〉の種が生まれた。数週間後、SHEのコーチングで「ぜひインタビューを受けたい」と共感してくれるシーメイトに出会った。サービスをかたちにするための方法はSHElikesの講座で学ぶことができた。準備が整った2021年4月、シーメイト14名からなるブランド立ち上げプロジェクトチームを発足。夏に挑戦したクラウドファンディングは、SHEコミュニティを中心とした多くの方に支えられて成功し、10月に念願の〈つむぎや〉サービスリリースをすることができた。今は、本業と並行して〈つむぎや〉の運営と代筆を進めている。
■【私の言葉をきっかけに、生き生きと幸せになってほしい】 一番の変化は、私の心だった。自分の好きなことやアイデアを大切にできる私になれたことがうれしい。まさか副業で新しい事業を始めるなんて予想もしていなかったけれど、スキルやキャリアは、私にとっては夢を叶えるために動いていたら付随して変化しただけだ。 日常の中では、自分できっかけをつくるのは難しい。現状を強く変えたいと思うほど切羽詰まっていないし、「それほんとにできるの?」と周りに言われたりする。そうして、まあ今のままでいいかと蓋をしてしまう。でも、「わたしも変わりたい」「もっと生き生きしたい」と感じた瞬間に、自分の心の中にくすぶっていた想いがふつふつと湧き上がってくる。かつて憧れていたもの。こうあればいいのにという理想。自分の幸せを追い求めるのは、とても楽しくて素敵なことなのだと、この一年で知った。 SHEには共感し励ましてくれる人がたくさんいる。想いを実らせるための環境が整っている。だから、心の感じるままに、やりたいと思ったことを声に出して踏み出してほしい。一年前、私はSHEに大きなきっかけを与えてもらった。今度は私の言葉をきっかけに、誰かの心に火がついて、生き生きと幸せになってもらえたら。それが私にとって最上の幸せだし、今できる恩返しだと思う。

経歴*

2015年04月 :出版社入社
2020年01月 :SHElikes受講開始
2020年07月 :休職(産休・育休)
2021年04月 :〈つむぎや〉プロジェクトチーム発足、復職(産休明け)
2021年07月 :個人事業主として副業開始
2021年10月 :〈つむぎや〉サービスリリース

入会年月をご記入ください。 *

2020年1月

SHEに入会したきっかけを教えてください。(300字程度) *

キャリアの選択肢を広げたいと考えたから。入社して5年、社内のフィードバックで制作物が作れてしまうので「私がこの仕事をやる意味はあるのだろうか」と感じ、自分のスキルにも自信がなかった。また、数年後の理想(家族との時間の充実)のために、本業のような週5日固定勤務を脱して、リモートワークや副業などほかの働き方に早めに挑戦してみたかった。キャリアの芽を見つけたいと考えて、編集・ライティング・Webサイト制作などに関わるスキルアップ講座を探していたところ、出合ったのがSHElikes。講師の方々が現役で活躍しているロールモデルであるということと、同じように理想を追求する仲間たちがいるSHEコミュニティに魅力を感じて、入会した。

SHEに入会してマインド面で変化したことを教えてください。(300字程度) *

自分の好きなことやアイデアを大切にできる私になれた。「わたしも変わりたい」「もっと生き生きしたい」と、自分の想いに素直に向き合うことができるようになった。やりたいことが次々と生まれ、今まで培ってきた経験や人脈が繋がってゆく感覚にわくわくするようになった。夢の実現に向けて必要なスキルを身につけたり、まわりの人に働きかけたりするのが楽しいと感じるようになった。目に見える(他人からわかるような)大きな変化が無くても、自分自身の好きなことや想いを大切にしていれば、生き生きとできることを知った。入会前は「このままでいいのか」と漠然とした不安を抱えながらもあきらめて過ごしていたので、マインド面は信じられないほど大きく変化したと思う。

SHEに入会してからぶつかった壁と、それを乗り越えた方法を教えてください。(500字程度) *

妊娠・育児で時間の確保が難しく、スキルも向上せず、やりたいことを実現するのが困難に感じた。乗り越えた方法は、3つ。
【1.やりたいことを口に出す】夢の実現に向けて動き出そうと思い、月1コーチングで宣言したら、〈つむぎや〉の最初のお客様に出会えた。自分のやりたいことを応援してくれる人と繋がり、味方になってもらうことで、自分の進む道に自信を持つことができた。
【2.夢を語れるようになる】やりたいことを言語化するために、ブランディングコースを受講。自分の想いをしっかり深堀したことで、相手に伝わる言葉で夢を語れる人になれた。私のめざすブランドを出会った人たちに伝えることで、共感して応援してくれる人とどんどん繋がることができた。
【3.仲間を見つける】〈つむぎや〉のサービスリリースは自分一人では実現できないと思ったので、Twitterで呼びかけてチームメンバーの募集をした。すると、私の想いに共感してくださったシーメイトに出会えた。仲間がいることでアイデアはどんどん膨らむし、迷っても相談しながら前へ進むことができ、信じられないスピードで夢を叶えることができた。
*詳細はnoteもご参照ください。
「\受講が進まない…という方に!/ スキルも時間もない0歳児ママが、ブランド立ち上げてシーメイト14名で夢を叶えている話【裏★SHE活用法】」https://note.com/marikoando/n/n6a610f704424

キャリアチェンジのBEFOREを教えてください。 *

出版社の編集者。本業一本。

キャリアチェンジのAFTERを教えてください。 *

本業は編集者。副業で、〈つむぎや〉の運営・代筆(ライター)。ブランドステートメントのライターにも挑戦中。

スキルのBEFOREを箇条書きで教えてください。 *

・編集力
┗企画に沿って正しい情報を伝えられる程度。
・コミュニケーション力
┗相手の話を傾聴できる。

スキルのAFTERを箇条書きで教えてください。 *

・編集力
┗受け取り手の興味・関心を捉えて、理想の変化をもたらすコンテンツ発信ができる。
・コミュニケーション力
┗対話を通して相手の想いを引き出せるようになった。例えば、妊娠・出産のインタビューの際に「実はあのとき…」と、その人自身でも言語化できていなかった胸の内を明かしてもらえる。話しながら涙する方や「すっきりした」と言ってくださる方も多い。
・ライティング力 ・プロジェクトマネジメント力 ・ブランディング力

SHEでの学びを活かして、新しくチャレンジしたり、現状を変えたご経験について具体的に教えてください。 *

〈つむぎや〉のサービス立ち上げにあたって、個人事業主として副業を始めた。ブランド認知拡大のためにクラウドファンディングにも挑戦した。本業では、育休明けから、興味のある業務に手を挙げて携わり(Webライティング)、オウンドメディアの責任者になった。シーメイトのせきさん(ロゴデザイナー)とコラボして、ブランドステートメントを提案する仕事も始めた。

ご自身のエピソードにキャッチフレーズをつけてください(50文字程度) *

小さな一歩で世界が拓けた! 何者でもなかった私が、想いを原動力に〈つむぎや〉を生み出した話

その他、もしどうしても伝えたいことやSHE BEFORE AFTER AWARDに対する熱意、自己PRなどがあれば自由にご記入ください!

前回のSHE BEFORE AFTER AWARDを視聴してよかったと心から思う。わくわくする心、尊敬する講師の方や多くのシーメイトとの出会い、身に着いたスキルやキャリアの変化……。多くのきっかけを与えてくださったSHEに感謝の気持ちでいっぱいだ。 とくにSHEコミュニティの存在は大きく、いろんな個性や観点、スキルを持っている方が集まる場所だからこそ、私は〈つむぎや〉のサービスリリースが実現できたと思っている。クラファンの時期には総勢20名を超えるシーメイトが〈つむぎや〉の運営メンバーとして関わり、SHEの社員や講師の方々、大勢のシーメイトから温かい応援をいただいた。これほど多くのシーメイトが関わって、「私らしさ」を出し合いながら夢を叶えた例もある。ひとりじゃない、私らしく花開きたいと思ったら、手を差し伸べてくれる人がこんなにいるから大丈夫なのだと、ほかのシーメイトの方々に伝えて背中を押したい。


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