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レルミナを飲んで起こった辛い更年期障害と良い効果

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子宮筋腫の経過観察をコロナ禍で怠って大きく育ててしまった

2023年11月20日、レルミナを飲み始める。
この日に細胞検査の結果も伝えられて、そちらも悪性の疑いなし。

11月はカメラマンとしての撮影や編集、コーヒ屋さんとしての活動、DIYなど、いつも以上に忙しい日々だった。そんな中で強制的に更年期を起こすと説明されたレルミナを飲み始めるのはちょっと怖い。でもかかりつけの処方箋薬局の人も、私の気持ちを察してか「そこまで恐る必要はないですよ」と声をかけてくれた。

飲み始めて数日間は特に気になることはなかった。しかし1週間後、高熱が出始めた。流行しているインフルエンザとも思ったけど、喉や鼻に異常はなく、熱と身体の痛みだけでどうも違う。38度超えが5日間も続く。この間、休めない仕事があって、解熱剤を飲んでなんとかこなした。プライベートや延期できる仕事は全てキャンセルさせてもらった。

この期間はかなり辛くて、気分はとことん落ち込む。
寝込んでいる横で、ネコがいつもそばにいてくれたのがありがたかった。1週間ほどで復活できたのは良かったけど、この間の仕事の皺寄せで12月も忙しなくタスクをこなす日々となってしまった。

寝込んでいる間は、子宮筋腫の手術体験者や更年期障害についてのYoutubeやブログを見たり、女性の身体が更年期でどう変化するのかを勉強。

40代後半から急激にエストロゲン(女性ホルモン)が減少して、心身が変化する。閉経前後の5年間ずつを更年期と呼び、日本人の閉経年齢の中央値は約50歳で、平均的には45歳から55歳が更年期となる。

これはもちろん個人差があるが、私の場合にはかなりドンピシャの年齢で、通常であれば更年期が始まったというタイミングのところ、レルミナで強制的に女性ホルモンを止めたので、更年期が強制的に来たという状態。

飲み始めて1週間後の発熱の関連はわからない。ただ、その後にホットフラッシュが始まり、飲み始めて数週間でホットフラッシュの状態がデフォルトになってしまった。これは昼間も辛いけど、夜ひどい寝汗で目が覚めて着替えが必要。睡眠不足が辛い。

ホットフラッシュは話には聞いていたけど、体験してみないとどのように辛いのかは理解しづらいですね。汗が止まらない、冬なのに暑いのか寒いのかわからない。この状態で頑張っている人たちがたくさんいるんだと思うと、大変だなと思います。

そんなわけで、1ヶ月目のレルミナが終わって診察に行った時には、自分で漢方の処方を頼みました。本やYoutubeで漢方治療が有効とあったので、何も言われなかったら自分でお願いしようと思っていました。出していただいたのは桂枝茯苓丸。これは先生の処方。

なんかどこまでが更年期で不調なのかもはや分からず、がんばればなんとかできないこともない、という状態。そうなると普通に医師の診察を受けていても大丈夫って言ってしまいがちだけど、やはり症状はなんとか軽くしたい。結果、要望は出して良かったです。

レルミナの副反応ばかり書いていますが効果も。まず生理は翌月にぱったり止まりました。ただ、生理の時の不快な症状は残っていて、こちらは薬を飲んで対応。

肝心の子宮筋腫ですが、どう触っても固くて出っ張っていたお腹がへっこみ、どうも小さくなっている様子です。おかげで膀胱の圧迫が減ったのか、頻尿はだいぶ改善。ずっとあった下腹部痛もほとんどなくなりました。

更年期障害はあるものの、ずっとあった不調が減ったので良かったです。

今回レルミナの処方のほかに、整体をやっている友人が1週間に1回手当をしてくれています。子宮筋腫が小さくなっているのは、レルミナだけでなくてこの手当も効いていると思っています。毎回手当を受けたあとはお腹が柔らかくなり、翌日も体が軽くなる。

普段、いかに心身を休めていないのかも、手当を受けるとよくわかる。ひとりで横になって休んでも、スマホを見てしまったり、気持ちもいつも忙しない状態ですが、友人のところで手当をしてもらいながら、雑談をしたりゆったり時間を過ごすことも身体にとても良い影響を与えているように思います。

こうして2ヶ月ほど、自分の身体などに真剣に向き合うことになって、大事な感覚をゆっくり取り戻しているのかな、と。


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