見出し画像

「研究者の書斎」7ヶ月ぶりに棚の更新。 売れそうな本が、売れない不思議。

統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべく
神保町のシェア型本屋『猫の本棚』に棚を借りております。

私の棚/123番『研究者の書斎』
前回の補充から7ヶ月も経っておりました。
そして「誰かが好きそう」と思った本が残り、
「これはチャレンジだな」と思う本が旅立っていました。
本当に、わからないものです。

今回のテーマは「脳」にしました。

父の専門は統計学でしたが、
蔵書には「脳」にまつわる本が多くありました。
学者であった父は、老いに伴い
「思考力が衰えるかもしれない恐怖」と戦っていたように思います。
脳に興味を持ったのも、そんな理由かもしれません。
読みやすいもの、専門的なもの、いろいろ置いてきました。
その他のジャンルも数冊入れました。

本を介して人と出会うのが、シェア型書店の魅力

私がここに棚を借りたのは
父の蔵書を古紙に出すのは忍びないから。
他の棚主さんは、どんな理由でしょう。

https://nekohon.tokyo/

とにかく、猫の本棚は棚主の個性が濃い。
でも、オーナー水野さん&樋口さんの
人柄に惹かれて棚主になっているからでしょうか?
「個性は濃い、でも私と接点がある」と思える本が多いです。

今日の私のお目当てはハングル関係の棚で、
なんと、欲しかった本がありました。
「82年生まれ、キム・ジヨン」 400円也
映画を最近見て、原作を読みたかったのでラッキーでした。

春からハングルを勉強中のため、
ハングルの絵本も相当欲しかったのですが
まだ力が足りず読めないので、次回に繰越です。

次は8月に本を入れ替えてみようと思っています。
それまで絵本が残っていますように・・。

この日、猫本は、森泉岳土さん著『ぼくの大林宣彦クロニクル』のサイン会でした。
そうとは知らずに出かけた私に、オーナーの水野さんが
「お店が混んでごめんなさい」とそっと渡してくださった銘菓ひよ子。
キムジヨンを読みながら、いただきます。