英語の聞き流しがいかに無意味か言語化してみた


「英語の聞き流しって、効果あるんですか?」

英語を勉強している人から定期的に
聞かれる質問です


この「聞き流しって効果あるの?」問題、
いまだに夢を抱いている人には
申し訳ないですが

結論、大人の学び直しにはホントに効果ないです

効果ない、というのは

「効果ゼロではないかもしれないけど
 どうせやるなら同じ時間を別の学習にかけた方が
 圧倒的に効果がある」

という意味です


そもそも2つ理由があるのですが

理由①大人は聞き流すだけでは聞き取れる様にならない

「私の子どもはインターに入れてるだけで
 英語聞き取れるし話せる様になりましたよ!」

っていう人もいると思いますが
それは子どもと大人では言語習得のルートが
そもそも全く違うからです

大人が聞き取れる様になるには
ただ英語のシャワーを浴びまくるのではなく

英語の音や仕組みを理論的に理解する方が
圧倒的に早いのです


理由②聞き取れるだけでは英語を「聞ける」様にはならない

え?と思いました?

多分ここを誤解している人けっこう
多いのではと思うのですが

仮に百歩譲って聞き流しで英語が本当に
聞き取れる様になったとしても

それだけでは英語を聞いて理解できる様にはなりません

なぜか?

あなたは英語字幕の映画を完璧に理解できますか?

英語が全て聞き取れる、というのは
英語が全て字幕で表示されているのと同じ

でも
その字幕のスピードが
めちゃめちゃ早かったら?

出てくる単語やイディオムがわからなかったら?

構文が理解できなかったら?

結局理解できないわけです


ということで

英語が聞ける、というのは
①音を理解する
②内容の意味を理解する

の2段階あるということを知っていたら
聞き流しがいかに意味ないか

もう少し腹落ちするのではないでしょうか


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