見出し画像

#34、漆胡瓶(しっこへい)

漆塗りの胡瓶。正倉院に優品がある。胡瓶は西域伝来の酒器。

広辞苑第五版
広辞苑第五版

これけっこう有名な胡瓶らしい。
胡瓶の頭には鳳凰があしらわれていて、これはなんだ、くちばしがパカっと開くのだろうか。

後世になると材質に拘らず普通の瓶に木彫りの鳥頭をつけたとも記載があったが、せっかくならねぇ。酒器なんだからカッケーものつけても良かったように思う。

酒器は酒の種類によって分かれると思うけど、お猪口、徳利、升、ワイングラス、カクテルグラス……。シードルを注ぐ瓶とか、それだけのためにあるものもある。ロマンですよ……。

シンプルが良いと思う。酒の色、香り、粘度をきちんと理解するには、すりガラスのお猪口が私は好き。

ただ、それだけの話ですよ……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?