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「他人の成功が妬ましい人へ」処方箋5選!(大川隆法「『幸福になれない』症候群」より)

この記事をご覧くださり、誠にありがとうございます。

大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書を出されています。

今回は「『幸福になれない』症候群」から、「他人の成功が妬ましい人へ」をご紹介しています。

「『幸福になれない』症候群」

(引用:公式サイト)

『幸福になれない』症候群」は、1998年に発刊され、25年もの間、多くの人の悩みを解決してきたベストセラーです。

「幸福になりたい」と思っているのにもかかわらず、なぜか「不幸になる」選択をしてしまう人のケースを研究し、その解決法を教えてくださっています。

夫婦・嫁姑・子育てなどの問題や、倒産・リストラ寸前の人など、さまざまな悩みを克服するための処方箋が示されています。

他人の成功が妬ましい人への処方箋5選!

今回は、「『幸福になれない症候群』第2章『他人の成功が妬ましい人へ』」から、処方箋をご紹介します。
まずは「他の人の成功が妬ましい」状態を知り、その解決ステップを考えていきましょう!

(以下、『幸福になれない症候群』からの一部引用・抜粋になります)

①「妬ましい相手」は自分の関心の強い領域

他人の成功が妬ましいと思った時は、いったいどのような時でしたか?
そうすると、思い当たることがあるはずです。
それは「自分が興味や関心を持っていない領域については、他人の成功を妬ましく思うことはあまりない」ということです。

(「幸福になれない症候群」第二章2「他人の成功が妬ましいへ」)

たとえば、一流会社の営業マンが、「営業の実績をどう伸ばすか」ということを毎日悩んでいたら、自分と同じ営業マンで、どんどん実績を伸ばしている人を妬ましく思うでしょう。

ところが、プロ野球選手のスタープレーヤーが1か月に十本のホームランを打ったとしても、営業マンはそれを妬ましいとは思わないでしょう。

なぜなら、自分にはプロ野球選手になれる可能性がないから、気にならないのです。

しかし、同じくプロ野球選手としてホームランバッターを目指している人であれば、その人を妬ましいと思うことはあり得る話です。

②「妬ましい相手」は、自分の理想像

あなたが他人の成功を妬ましいと思う場合、実は、その成功はあなたの関心領域にあるものであり、その人はあなたの理想像でもあると言えるのです。
妬ましいと思う気持ちは、ほんとうは、あなた自身がその人に成り代わりたかったということなのです

(「幸福になれない症候群」第二章2「他人の成功が妬ましいへ」)

たとえば、美しい女性を連れて歩いている人を見て妬ましいと思うのは、本心では「自分もあのような女性を連れて歩きたい」という気持ちが自分の中にあるからだ、ということですね。

綺麗な女性を一緒に歩いている方が、自分の理想的な姿だと思っているからこそ、嫉妬してしまうのです。

③自分に可能性があるか考える

自分自身を客観的に見て、自分の才能をよく知るとともに、自分に対する他人の真実の評価をよく考え、はたして自分はその妬ましく思う相手と同じ成功を手に入れる可能性があるか否かを考えることが必要です。

(「幸福になれない症候群」第二章2「他人の成功が妬ましいへ」)

もし自分に、少しでも妬ましく思う相手になれるような可能性を感じるならば、妬んでいる時間はもったいないです。

妬んでいる時間を、自分磨きの時間へと変えていくのが成功への最も近道ではないでしょうか。

④自分に可能性がなければ方向転換を

妬ましく思う相手の成功が自分にも可能な領域であり、「頑張れば、もしかしたら」と思える場合と、可能性がまったくない場合の二つがあるわけですが、後者の場合、すなわち、可能性がまったくない場合については、あきらめて、切って捨てることです。(中略)
その際には、もっと違う方向で自己実現していくべきであり、自分が目標にできる領域を考えてみるべきなのです。

(「幸福になれない症候群」第二章2「他人の成功が妬ましい人へ」)

非常に難しいことですが、相手に対して、妬ましいとは思わないことが大切なようです。

そのことについてはあまり考えずに、さらさらと流していくのが最もよい、と説かれています。

可能性がまったくない際には、「あきらめなさい」というのもツラい話ですが、違う方向に思いを向けた方が、自分としても楽になるのではないか、と思います。

⑤理想の人を研究する

それでは、第二の場合、つまり、ある程度可能性のある場合には、どうすればいいのでしょうか。
この場合には、やはり努力する以外に手はないのです。
単に相手を妬ましいと思うだけでなく、相手が自分の理想像であるという現実を認めないといけません。
相手の成功した姿を憎むのではなく、相手を自分の理想像として見なければいけないのです。
理想像としての相手のなかには、自分が持っていないものが必ずあるはずです。それを見つけ、努力して身につけていくことです。

(「幸福になれない症候群」第二章2「他人の成功が妬ましいへ」)


たとえば、現在、プロ野球の世界で、バッターとして五番を打っている人が、「自分はそのうちに三番を打てるようになり、やがては四番を打てるようになりたい」と思うことは、可能性のある願いですよね。

その場合は、相手を理想像として、相手の良い部分を身につけ、近付いていこうと思えば良い、ということです。

<まとめ>

いかがでしたか?
今回のまとめは以下の通りです。

他人の成功を妬ましく感じるのは、自分が興味や関心を持っている領域においてである。ほんとうは、その成功した人に成り代わりたいのであって、その人は自分の理想像でもある

①「妬ましい相手」は自分の関心の強い領域
②「妬ましい相手」は、自分の理想像
③自分に可能性があるか考える
④自分に可能性がなければ方向転換を
⑤理想の人を研究する


嫉妬は自分の理想像」。私はこの言葉を聞いて育ったため、人が羨ましくて仕方がない!という時には、「あの人は理想像なんだ。学べることはないかな?」と考えることができました。

皆さんもぜひ、参考にしてみてくださいね!

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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