「神様の悩み」(大川隆法「心の指針」より)
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「神様の悩み」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心がじんわり温かくなる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「神様の悩み」
神様も実は困っているのだ。
貴族制を維持すると、
怠け者が増え、
堕落する者が満ち、
「色」「金」「欲」で、
この世に執着する者が増える。
他方、生まれによって、差別され、
最低限の生活で生きるか、
病気や栄養失調で死んでゆく者が多数となると、
こちらも、
この世への不平不満から、
地獄人口の増大を招く。
そこで民主主義を広めると、
今度は、
神の言葉を嘲笑し、
凡人ルールが、
神の使者もただの一票として、
神は、リーダーの一員からはじき出される。
傲慢になった人間たちをこらしめようと、
天変地異や、
新種の病気をはやらせても、
今度は唯物論の科学ばかりはやりはじめる。
人の信仰心は一向に高まらない。
幽霊になって迷うぞ、と警告しても、
今度は、エンタメにして金もうけにはげみ始める。
偉人を出したら、嫉妬されて暗殺される。
高学歴になれば、
疑いと他人を見下すことに専念する。
神の領土に人間の主権を打ち樹て、
戦争屋になる人もいる。
どうやったら、人類を見放さずにいられようか。
(大川隆法 心の指針231)
〈感想・気づき〉
これを読んでの率直な感想は、神様も本当に大変だなぁ~~🤣というものでした。
確かに、人類の歴史のなかで色々な試行錯誤をしてきていると思うのだけれど、その都度問題が生じて、改善をしなければいけなくなる。
貴族制のような身分制があると、怠け者、堕落する者が増える。
身分制で貧しい階級の人は、差別や飢えに苦しみ、この世への不平不満・恨みを述べながら死んでいく。
もちろん、それは地獄世界の増大に繋がるでしょう。
民主主義を広めると、一人一票の世界の中で、神の使者となるような天使・菩薩が必ずしも選ばれるとは限らない。
むしろ、人材としては埋もれてしまっていることも多い。
貴族性もダメ、
貧しくてもダメ、
民主主義もダメ。
たとえ、天の警告として天変地異や病気があったといても、「天罰」などといった言葉を口にしようものなら、「不謹慎」とされて一気に炎上するでしょう。
むしろ、ワクチンなどの科学に頼ったり、二次被害である原発事故の問題に焦点が切り替えられるだけ。
地震や津波などの天変地異が起きたり、伝染病が流行ったところで、それがストレートに信仰心の増強に繋がらないところが、現代の難しいところだと思います。
幽霊が出ても映画やドラマでエンタメ化され、その現象をいかに理解し、幽霊をいかに成仏させるかまでは話が通じません。
リンカーンもキング牧師もケネディも暗殺される。
優秀な人材は、嫉妬されて潰されるか、今度は本人が疑いの心に支配され、他人を見下すようになる。
「神のため」といいながら、神の望まない戦争を引き起こし、沢山の血を流す権力者たち。
本当に、どうしようもないことだらけの人類です。
そんな人類をも、見捨てないでいてくれる、慈悲深い神様。
愛想をつかしたくなる日も、一気に人類を洗い流したくなってしまう日もあるでしょう。
けれども、「人類滅亡」という最後のカードを切らずに、地獄霊に至るまで改心の時を待っておられる主。
主のご存在に心からの感謝を捧げ、少しでも主にご安心していただけますよう、自分の出来ることを今日も進めていきたいと思います。
つたない感想を最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。
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