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「物事の本質を見よ」(大川隆法「心の指針」より)
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「物事の本質を見よ」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心の気づきが得られる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「物事の本質を見よ」
![](https://assets.st-note.com/img/1719459602945-5D2AvSBUkC.jpg?width=800)
自然科学だけが世界を説明できると思い、
物質界にのみ動物や人間、植物が、
生きているという人生観しか持てなかった人間は、、
心が狭く、かつ愚かであるといってよい。
はるかなる過去から魂の修行をしてきた人間と、
その人間たちを指導してきた神の心が、
ここ千年、二千年の自然科学の発達で、
説明し切れると思うか。
魂の眼を通して観なければ、
世界の本質など、
とうてい分かりはしないのだ。
個人主義や、底の浅い人権思想のみが横行し、
人類に共通する愛の心や、
普遍的な慈悲の心が観えなくなったなら、
人類は「小我」のみを学び、
「大我」を忘れ去ったということだ。
自分を投げ出し、
世の人々を救おうとする慈悲の心を忘れ去ったなら、
ソクラテスの死も、
イエス・キリストの死も、
吉田松陰の死も、
理解できない世も末の人々が
繁殖しているとしかいえない。
釈迦が何のために王子の位を捨てたか。
坂本龍馬が何のために暗殺されたか。
それすら想像できない人は、
動物的人生を生きているといえる。
物事の本質を観ずして、
「小我」に迷っているのだ。
(大川隆法「心の指針130」)
〈感想・気づき〉
![](https://assets.st-note.com/img/1719459660054-K1MbOYPaUt.jpg?width=800)
とにかく、科学万能主義ですべて説明できると思うなよ!
と仰りたいようです🤣🌟笑
そうなんです、人類の悠久の歴史から考えたら、科学や医学なんて、ついこの間生まれて発展してきたような、ヨチヨチ歩きの知恵でしかないんです。
科学や医学を伝家の宝刀の如く振りかざし、
「肉体の機能が全てである」「人は死んだら終わりである」
なんて言う人には、容赦なく反論し続けるのが大川先生のお人柄です。笑
人を脳の機能で作用する機械のように捉えていると、いつまで経っても物事の本質が見えない。
たとえば、何らかの病気や不具合が体に起きている時は、まずは心の問題や、本人の魂の個性の問題がある。
その結果、脳機能や体の機能に支障をきたしている、と考えるのが本筋である、と教えていただいていました。
(※もちろん、加齢による肉体の痛みで病気が発生することはあると思います)
また、自分のちっぽけな自我のなかに生きていると、より大きなもののために自らの命を投げ出そうとする偉人たちの気持ちは到底分からないものだよ、と書かれていますね。
個人主義も行き過ぎると自己中になってしまう。
自分可愛さだけが先行していくと、周りも見えないし、より大きな視点から見た自分の姿も気づかないということでしょう。
これは、リーダー論で「自らを俯瞰した目で見ること」の大切さを教えていただいているのと同じことかもしれません。
リーダーとは、物事の本質を見通し、過去・現在・未来の視点から自分を観ることができる人たち。
イエス・キリストが磔に遭うことを受け入れたのも、
ソクラテスが毒杯を飲んだのも、
吉田松陰が刑死になったのも、
たとえ自分が死んだとしても、死ぬことで、その思想の一端なりともこの世に残ればよい、と考えたから。
正しき者は強くあるはずだ。
本当に自分がやろうとしていたことが正しいことならば、後の世の人たちは必ずついてくるであろう。
という確信があったから。
王子を捨てた釈尊も、
暗殺された坂本龍馬も、
たとえ自分がその立場や生命を失ったとしても、未来には新たな扉が開けると知っていた。
そこには、自らの欲得とか、個人的な利益を求めようとする気持ちがなかったといいます。
だからこそ、後の世の人々にも尊敬されるわけですよね。
自分一人の死によって、後の世に影響を与える、なんてかっこよすぎますし、私たちにはなかなか真似できない生き方ですが、
せめてその生き方だけでも理解して、物事の本質を見極められる目を養っていきたいものです。
私も、小事や自分のちっぽけな自己保身によって、心の眼が曇らないよう、常に磨いて生きたいです。
今回の気づきはこの辺りまで。
つたない感想を最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌷
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