「愛の力」(『太陽の法』ポイント解説⑬)
この記事に目を通して下さり、本当にありがとうございます!
私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。
現在、大川隆法著「太陽の法」のポイント解説に挑戦しています。
2024年、「何か一冊オススメ書籍は?」と訊かれたら、間違いなく『太陽の法』をおすすめさせていただきたいです。
「太陽の法」
『太陽の法』は幸福の科学の基本書かつ最重要経典です。
大川隆法先生は、1986年7月に大手総合商社を退社・独立後、わずか19日間で、自動書記にて、この『太陽の法』を書き上げたと言われています。
(自動書記とは、天上界の啓示を受けて、ひとりでに文章を綴っていくような状態です。)
つまり、この『太陽の法』こそが、華々しい経歴を誇ってきた大川隆法先生が、学歴や出世街道など、約束されたエリートとしての未来全てを投げ捨ててでも書きたかった、真理の一書、ということになります。
以後、『太陽の法』は当会の根本経典として、30年以上もの間、人々の心を潤し続け、世界23言語で発刊の大ベストセラーとなっています!
人類の永遠の疑問への答えを明確に説き明かした「太陽の法」。
その魅力の一端なりとも、このnoteにてご紹介できれば、この上なく光栄です。
この一冊と出逢うために、あなたは生まれてきた―。
その言葉の意味を噛みしめながら、このnoteで出会ったすべての皆さまに、愛をこめて、『太陽の法』との出会いを贈ります。
第12回目となる今回は、『太陽の法』第3章「愛の大河」から、第3節「愛の力」をご紹介します。
今回は、教えの解説という形というよりは、文章の美しさをぜひ、味わっていただきたい回となります。
どうぞよろしくお願い致します。
「愛の力」
愛とは、私が知るかぎり、この地上では最大の力をもっております。
この世を去った実在界、四次元以降の多次元世界においても、愛は最大の力です。
しかも、次元のはしごを登るほどに、愛の力は、強くなっていきます。
なぜならば、愛の力とは、結びつける力だからです。
排斥しあう力は、お互いに弱めあいます。
しかし、結びつける力とは、ひとりの力を二倍にも三倍にも強めてゆくものです。
ですから、愛に敵なく、愛の向かうところに、立ちはだかる敵はいないのです。
愛は戦車です。
愛は丘を登り、谷をくだり、川をわたり、沼をつきぬけ、悪の要塞をものともせず、つき進んでゆく戦車です。
愛は光です。
愛は闇夜を照らし、過去を照らし、現在を照らし、未来を照らす光です。
天上を照らし、地上を照らし、人の心を照らす光です。
この世のいかなる悪をもかぎりなくやさしく溶かし、この世のいかなる悲しみをも、かぎりなくあたたかくつつみ込む光です。
愛は生命です。
すべての人は、愛を糧として生き、愛を力として生き、愛を生命の炎として生きているのです。
すなわち、愛はすべてだからです。
愛なくして生なく、愛なくして死なく、愛なくして道なく、愛なくして希望なし。
愛はすべてのすべてにして、糧にして生命です。
愛は情熱です。
情熱は、若さの力であり、無限の可能性への信頼です。
その熱きエネルギーの中にこそ、真なるものがあり、つきはてぬ生命の躍動があるのです。
愛は勇気です。
愛なくして、人はふるいたつことあたわず、
愛なくしては、人は死と立ち向かうことはできないのです。
愛は真理の導火線に火をつけるたいまつであり、迷妄に対して解き放たれた一本の矢なのです。
愛は誓いです。
人々は愛の名のもとに、ともに暮らし、ともに語らい、ともに歩んでゆきます。
もし愛という名の絆がなければ、人々は途方にくれ、夕暮れを待つばかりです。
愛は言葉です。
言葉なくして愛なく、愛なくして言葉はありません。
愛はよき言葉であり、よき想いであり、よき波動であり、よき調べです。
神は言葉にて世界をつくります。
そして、愛は言葉にて人をつくるのです。
愛は調和です。
愛ありてこそ、人はむつみあい、許しあい、生かしあい、すばらしい世界をつくるのです。
愛の輪のなかには、ただこれ、大調和があって、すべての人が、生かしあっているのです。
愛はよろこびです。
愛なくして真のよろこびはなく、愛なくして真のしあわせはありません。
愛は神のよろこびの表現であり、地上の悲しみを一掃する魔法です。
愛はよろこびであり、そのよろこびがまた愛を生み、その愛がまた、よろこびを生むのです。
かくして、愛は円環であり、かくして、愛は循環なのです。
愛は進歩です。
ひとつの愛は、ひとつの進歩を生み、ひとつの愛は、ひとつの光を生む。
愛ある日々は、進歩ある日々です。
なぜならば、愛の行く手には、神がいるからです。
愛の行く手には、数かぎりない聖霊たちがいるからです。
愛のあるところに、退歩はありません。
愛のあるところに、おそれはありません。
愛には、ただ進歩あるのみです。
愛には、ただ向上あるのみです。
愛とは、ただ、神のもとへと飛んでゆくことなのです。
愛は永遠です。
愛は過去にあり、現在にあり、未来にあります。
時のなかに愛なき時はなく、時代のなかに愛なき人はいないのです。
愛はすべての時をつらぬく、輝ける黄金の翼です。
はるかなる天空をかけてゆくペガサスです。
愛は永遠の時を生きる証であり、愛は永遠の今をつかまえる狩人です。
そして最後に、愛は祈りです。
愛なくして祈りなく、祈りなくして愛はありません。
愛は祈りによりて、より積極的な力となります。
愛は祈りによりて、すべてのものごとを成就するのです。
祈りは、愛を高める力であり、祈りは愛を深める秘法です。
すなわち、神への祈りによりて、愛は成就し、神への祈りによりて、愛は実現するのです。
神は愛なり、愛は神なり。
愛をして神ならしむ力は、祈りなり。
祈りによりて、人々は生き、祈りによりて神を知る。
かくして、祈りによりて、人は愛の力を最大に発揮することができるのです。
【感想】
私は、この愛のくだりの詩文がとても美しくて好きです。
愛は戦車であり、光であり、生命であり、情熱であり、勇気である。
それならば、私は愛する人の戦車に、光に、生命に、情熱に、勇気になりたいです。
愛が誓いであり、言葉であり、調和であるならば、
私は良き言葉にて想いを繋ぎ、調和の世界をつくりたいです。
愛がよろこびであり、進歩であるならば、
私は地上の悲しみを癒すよろこびとなり、進歩のたすけになりたいです。
愛が永遠であり、過去、現在、未来であるならば、
私はすべての時を貫く愛となりたいです。
そして、愛が祈りであるならば、
神への祈りによって、その愛の力を最大限に強めていきたい。
僭越ながら、そのような感想を綴ることしかできません。
愛に敵なし。
愛は、この地上で最大の力を持つ。
なぜなら、愛とは、結びつける力だから。
そのお言葉通りならば、私たちは愛の力によって、ひとりの力を二倍にも三倍にも強めてゆくことができます。
たしかに、一人で頑張るよりも、愛する人のために頑張る時や、愛する人と一緒に頑張る時。
私たちはいつもの何倍もの力を発揮できるような気がしませんか?
それはもしや、愛によりパワーが倍加しているのかもしれません。
愛のために生きる時、私たちは最大のパワーを発揮していくのでしょう。
この愛という神秘の存在は、すべてのこの世の悩み・苦しみを解決する秘法なのだと思います。
私も皆さんを愛することによって、愛のパワーをさらに強めていきたいです。
この記事を通して、今日も誰かに、神様の愛が届きますように。
最後までお読み下さり、誠にありがとうございました!
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