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「めげるな」(大川隆法「心の指針」より)

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、心の指針「めげるな」をご紹介したいと思います!

大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心の気づきが得られる作品ばかりなんです。

皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。

それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。



「めげるな」


人生に疲れた時、

愚痴を言うのは、

人の世の常である。



さぞ言い訳をしたいだろう。

準備の時間もなく、

十分な知識もなく、

経験も足りないことで、

他人の同情を引きたい気持ちにもなるだろう。



私も子ども時代にはそういう心の傾向性はあったし、

それに打ち克つのは大変だった。


しかし、人生とは、

ピッチングマシーン相手に、

バッターボックスに立っているようなものなのだ。


空振りをしたのでクヨクヨしていると、

考える時間を与えないかのように、

次から次へと、

ビュンビュンと速球が飛んで来るのだ。


そこでバッターはふと我に返り、

またバットを振り始めるのだ。


死を迎えるまで、このバッティングに終わりはない。



涙を振り払い、

バットを少し短か目に持って、

まずはジャストミートを狙え。


向かってくる球をはね返すだけでよいのだ。

そこから新しいチャレンジが始まるのだ。


決して「めげるな。」



【感想・気づき】

人生に疲れた時、
愚痴を言うのは、
人の世の常である。

私たちは、人生で思わぬ失敗や挫折をした時、本能的に愚痴りたくなってしまうものです。

準備期間が短かったから。

十分な知識がなかったから。

経験が足りなかったから。

プライドが高い人ほど、言い訳が尽きることもありません。

それでも、私たちが生きている限り、次から次へとボールはやって来ます。


バッティングマシーンからひたすら飛んで来る人生の課題に、太刀打ちすることができず、おろおろしてしまうこともあるでしょう。

もうこれ以上、打てない!やめてくれ!と思っているのに、球が止むことはありません。

そんな時の心構えとして、今回教えていただいているのが、こちらの言葉。


まずはジャストミートを狙え。
向かってくる球をはね返すだけでよいのだ。
そこから新しいチャレンジが始まるのだ。

まずは、目の前に向かってくる球だけを見て、その球を返すことだけを考えること。

一球返すことができたら、そこからペースを掴んで、リベンジすることも可能です。

次から次へとやってくるボールのことを考えると、恐怖心でいっぱいになったり、パニックになってしまうかもしれない。

しかし、一球だけに集中すればよい、と思えばどうだろう。

そう考えた時に、なんとかバッターボックスに立ち、力をふり絞ることができるかもしれません。

たとえば、途方もなく長い人生のことを考えたら、成功者を目指す、と言っても気が遠くなってしまうかもしれません。

でも、日々の小さな成功をコツコツと積み重ねていくことによって、自信がつき、経験値が溜まり、次なる試練に対応できる自分になっているかもしれません。

人間とは精進を続ければ必ず、成長していく存在だからです。

まずは、目の前のその一球だけでも、何としても返してみて下さい。

そして、思わぬヒットを打てたならば、

そこから新たなチャレンジに向かって走り出してくださいね。

皆さんが人生というバッターボックスに立っている限り、バッティングマシーンのボールは飛んでき続けますが、きっと一球入魂!を続けていくことで、必ずやコツが掴めて、容易に球を返すことが出来るようになると思います。

速い球を打ち返すことが今は難しいことだとしても、正しい訓練を続けていけば、かならず打ち返せるようになる、ということを信じて。


私も、皆さんとともに走り続け、成長できるよう精進してまいります!


今回の拙い感想はここまで。

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌷




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