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かぐや姫とは関係なかった・・・「月読神社」

名前が美しくって行ってみたくなった神社が月読神社です。近くには竹の寺(地蔵院)やかぐや姫御殿と呼ばれる建物(私が行った時は営業していなかったようで入れませんでした)があったり、なんか名前だけ見て月読神社もかぐや姫関連かな!なんて無知な私は思ったわけですが、実際にはまっったく関係なかったって話です(;´∀`)

謎多き神様!?「月読尊(ツクヨミ)」

月読神社で祀っているのは「月読尊(ツクヨミ)」なのですが・・・

①主神、「天照大神(アマテラス)」の兄弟神とする説

②「創造」を神格化した神「高皇産霊(タカミムスビ)」を祖とする説

など、諸説あるのに加えて、月読尊の活躍を記したエピソードが少なく、謎が多い神様のようです。名前だけ読むと美しい月のストーリーがありそうだし、太陽に対しての月だから重要な立ち位置のはずなのに意外ですよね。かぐや姫と関係ないのはいいけど、なんか本当にびっくりでした。

しかも、月読神社は松尾大社の摂社(=本殿に祀られているメインの神様と関係の深いサブの神様が祀られている小規模の社殿)とされていますが、松尾大社で祀っている大山咋神や市杵島姫命とはそんなに関係が深くない感じがします。

なぜ松尾大社の摂社となったのか(創建当時は摂社ではなかった)、その理由は不明と書かれているパンフレットもありました。そんなこともあるんですね・・・なんかちょっと拍子抜けです。

でも、ご利益は満載!

月読神社の境内にはたくさんご利益をいただけるものがあります。

・皇后が懐妊中に抱いて安産したことから安産石とも言われる「月延石」

・縁結び・恋愛成就の「むすびの木」

・自己の罪、穢れを除く「解穢の水」

・学問の神で、月読尊を崇敬したという聖徳太子を祀る「聖徳太子社」

・神が乗る船の神を祀る海上交通安全・水難除「御船社」

月読神社の創建は、日本書紀から推測すると5世紀頃と、相当古いですね。松尾大社が創建される200年以上前です。木・水・石などに神が宿るとする自然信仰の名残からご利益満載となっているのかなーとか、月読尊については秦氏が歴史から消えたみたいにもしかしたら何か理由があるのかなーとか、後から色々思いを巡らすのもいいですね。

*参考:京都市情報館京都観光Navi京都観光ガイドマップKYOTOdesign

*参考情報をもとに自分で理解した内容を書いています。情報の正確性は保証できないことご了承ください。(日本の神々のことが全くわからなく、調べてもややこしかったので、この記事特に自信がないです・・・)


母がドイツ人の父が日本人のいわゆる「ハーフ」ですが、ハーフって言われるの嫌い。ピザじゃあるまいしw。アウトプット力・文書力向上を目指してnoteを活用します。そして記事の内容が誰かの役に立ったら嬉しいです。