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「西芳寺 a.k.a 苔寺」を予習!

今回京都旅行に行くのに何も前もって調べていなくて、現地に着いて初めてGoogleMap見ながら観光プランを立てました。そこで目に飛び込んできたのが「西芳寺 有名な苔庭のある仏教寺院」というポイント。私、キノコと苔が大好きなんです!というわけで苔推しのお寺なら絶対行きたい!と思ったわけですが事前予約が必要ということで今回は行けず・・・なので、この記事だけは復習じゃなくて予習になります。

まずは事前申し込み方法の確認

往復ハガキでの申し込みとなりますので余裕をもって計画を立てる必要がありますね。「観光ブームに乗じて闇雲に参拝者を増やすのではなく、寺院本来の宗教的雰囲気を保ち、皆様に心静かにお参りいただきたいという願い」から1977年からずっとこの方法なんですね。ハガキの送り方などは西芳寺のHPに記載されています。確かに、苔はデリケートだし、苔を楽しむには人は少ない方がいいし、それにマインドフルになるには静けさが必要ですよね。入れなくて残念と思いつつも、このシステムのおかげで素晴らしい参拝経験ができそうで嬉しくなりました^^

長ーーーい歴史のお寺だけど苔は割と最近らしい

西芳寺は、聖徳太子の別荘があったという場所に、1300年前の奈良時代に当時の天皇の命で法相宗(大乗仏教、奈良仏教)のお寺として建立されたのが始まりです。平安時代初期には弘法大師(空海)が一時住み、鎌倉時代初期には浄土宗に改宗。そして1339年、庭がてきたときに現在の臨済宗(禅宗)となっています。暴れ天皇を鎮めるための天龍寺が建てられたときと同じとき!そして、この時庭を手がけたのがこちらも天龍寺と同じ夢窓疎石!(詳しくは前の記事で触れました)

距離は離れているけれど、西芳寺は天龍寺の一部だった時もあるんですね!そしてかの有名な金閣寺や銀閣寺は、この西芳寺をお手本にしているそう!

ただ、西芳寺は戦や洪水で荒廃します。石組を中心に構成された庭「枯山水」だった西芳寺の庭にはこうして苔で覆われるようになり、江戸時代末期になってから「苔寺」という今の形になったそう。約120種の苔が生息し、1年中緑の絨毯に覆われているんですね。「もののけ姫」みたいな、神々しい雰囲気なんだろうなーと思います。

あのスティーブ・ジョブスは、お忍びで何度も西芳寺に来ているそう。海外IT系企業大手の社長って禅に励む人多いですよね。次は己としっかり向き合うためにも、絶対に事前申し込みして参拝します!

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*参考:西芳寺HPicotto

*参考情報を見ながら書いています。情報の正確性は保証できないことご了承ください。

母がドイツ人の父が日本人のいわゆる「ハーフ」ですが、ハーフって言われるの嫌い。ピザじゃあるまいしw。アウトプット力・文書力向上を目指してnoteを活用します。そして記事の内容が誰かの役に立ったら嬉しいです。