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観光・拝観した後の振り返り研究

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お寺や名所の歴史的背景や見どころなど、パンフレットやHPを見ても理解しきれないので、補足情報を調べながら自分が納得いくようにまとめていきます。自分が行った場所をちゃんと理解したい…
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#お寺巡り

栄枯盛衰の「浄住寺」ー再び盛り上がることを願って

苔寺(西芳寺)や竹の寺(地蔵院)、鈴虫寺(華厳寺)の並びにひっそりと佇む浄住寺。復習していると「参道の石段を染める紅葉が美しいと人気!」という形で紹介されることが多いのですが、私が行った時には誰もいなくて本当にひっそりとしていました。「スタッフを配置する余裕がないので拝観料をいただくことができません、ご自由にどうぞ」という内容の貼り紙もあって、ビジネスがうまく回っている鈴虫寺に行った後だったので、お寺によって本当に事情が違うんだなーとちょっと切なくなりました。でも後から浄住寺

一休さんを守った「地蔵院a.k.a.竹の寺」

苔寺・天龍寺と同じく、自然が美しく、心が澄んで行くような景観の地蔵院。もう入り口に立っただけでパワースポット感が半端なかったです。自然が美しい禅寺ー。と思っていたらやはり、天龍寺や西芳寺(苔寺)と同じ夢窓国師が関係していました。 貴族・武家・天皇家、一休さんとの関わり元々地蔵院がある地は、鎌倉初期の役人であり歌人であった藤原良家(衣笠義家ともいう)の別荘があったところ。彼が亡くなったあとの1367年、室町幕府3代将軍足利義満の管領(補佐役)を務めた細川頼之が夢窓国師の弟子の

「西芳寺 a.k.a 苔寺」を予習!

今回京都旅行に行くのに何も前もって調べていなくて、現地に着いて初めてGoogleMap見ながら観光プランを立てました。そこで目に飛び込んできたのが「西芳寺 有名な苔庭のある仏教寺院」というポイント。私、キノコと苔が大好きなんです!というわけで苔推しのお寺なら絶対行きたい!と思ったわけですが事前予約が必要ということで今回は行けず・・・なので、この記事だけは復習じゃなくて予習になります。 まずは事前申し込み方法の確認往復ハガキでの申し込みとなりますので余裕をもって計画を立てる必

暴れ天皇を慰める禅寺「天龍寺」

天龍寺は、前出の南禅寺と同じ禅寺。そして、品格の高い京都五山の一つです。(南禅寺はさらにその上の「五山之上」)室町時代1339年、足利尊氏が後醍醐天皇の霊を慰めるために建立されました。 暴れ天皇「後醍醐天皇」鎌倉時代の朝廷では皇族が2派に分かれて対立していました。そこで、鎌倉幕府が、両者の子孫がほぼ10年を目処に交互に皇位を継承するよう仲介に入ります。それに反発したのが後醍醐天皇です。討幕の計画がバレて島流しにあいながらも、脱出。足利尊氏を従えて、ついに鎌倉幕府を倒します(

「南禅寺」について基本を押さえておきたい

日本最初の勅願禅寺、日本一の格式!「勅願寺」とは、時の天皇・上皇の発願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。時は鎌倉時代、発願したのは国難去った後に出家し法皇となった亀山天皇です。国難とは、1274年から二度に渡って起こった蒙古来襲です。フビライ・ハン率いる当時地球上の面積の30%近くを統治していた大帝国が、二度に渡って博多に攻めてきたのです。北条時宗が退けましたが、亀山上皇は、禅師のもとで学び、不動の心を持って危機に対処していました。もともとこの地

パンフレット読んでも分からないので振り返り研究ー目次

こんにちは。2021年がスタートし、色んな抱負を抱く時ですね。私はFacebookやInstagramを見るので使っている時間をもっと有意義なものにしようと決め、noteで自分の文章力(アウトプット力)を高めようと決めました。 まずはネットの情報など調べながら、猿でもわかるような歴史の振り返り記事を書いていくことにしました。 というのも、年末に京都・岡山・香川・滋賀を訪れ、たくさんのお寺や名所を巡ったものの、パンフレットやHPの説明を読んでもいまいち理解できなくて・・・●