KYOTOGRAPHIE おすすめ

毎年、春の京都で大好きなイベントが「KYOTOGRAPHIE」。

京都のお寺、町屋、美術館、アートスペースでが開催場となる。

毎年、1つテーマが決められて、それにそった写真や展示がつくられている。

会場が数個あるのと、4月中旬から1カ月行われているので、パスポートチケットを買って、その期間は数回京都に足を運んで全部制覇するのが恒例になっている


★スキなところ

①空間と写真のコラボ
お寺などの空間と写真のコラボっていうのがすごくおもしろい。京都でかつ展示場所がこんなユニークでなければ行っていないと思う。

・大好きな場所が、建仁寺の両足院。

写真の展示場所からお庭が見渡せて、茶室まで歩いて行ってそこにも作品がある。この季節のグリーンと光の温かさが本当に好きで、そこに加わる写真。写真への感じ方も、その空間も普段と違ったものになっていると思う。両方がおりなして作られる空間そのものに価値があるのかなと。

・KYOTOGRAPHIEでなく、関連イベントのKG+でだったが京都嵐山「厭離庵」の山中美有紀さんの企画は印象深かった。

沈黙の中で、作品と、音とお庭と・・・すべてを体で心で感じる企画。
この場所も京都の中心でなく、嵐山のしかも駅から離れた林の中で、ちょっと迷ったというのもあってやっと着いたといううれしさ。
その場所で感じる極上の体験。秘密の宝物みたいな思い出。
空間がもたらす影響を感じた企画だった。


②新しいことを知れる
あんまりテーマにそってみたりはできてないし、どっちかというと映える写真を残したいなという薄い感情でみちゃっているのが情けないのですが。
ここの写真展で社会を知る、新しい感情を知るきっかけにもなると思う。

振り返ると、、、

・鳥が海のごみを食べてしまうこと(見るのもつらいけど、食べたものがわかる写真)
・海のごみでつくったアート(きれいなんですけどね。カラフルで。きれいなのが皮肉。)
・空港の建設反対運動
・黒人の民主主義運動

自分薄いな。今年はちゃんと感じて言葉にしておきたい。


③京都を楽しめる

1か所だけでなく、数か所あるというのがよくて、いろいろ回りながら、カフェにはいったり、街歩きしたりできるのが好き。その移動も含めて体験になるのがよいと思う。





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