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タロットリーディングについて思うこと

昨日は朝からtaznさんのタロットリーディング練習会に参加しました。
一枚のカードを深く読んでいくことの大事さ、カードの表象から読み取ること、カードベースで読んでいくこと、というのは最近特に感じていたので、とても有意義な時間でした。

まずはお題を提供いたしました。
「バイトを辞めて、占いでの収益は可能か否か」

ペンタクルスの6が逆位置で2回出てきて(別々の人が引いた)
強調されている感。

★逆位置のとらえ方はカードの象徴する何かが、テーマであることは間違いありません。過剰なのか過少なのか、それが滞りの原因なのか、は課題により読み方があるとは思います。

ペンタクルス(仕事に関する質問だったのでここはずばり収益化と考えます)6は調和を意味する数字。生命の木だとティファレト。
※生命の木はクリエイティブコモンズより下の図をご覧ください。
意味は「美、光輝、壮麗、装飾、名誉、栄光、誇り」
対応:金牛宮 月「物質的成功」

Joël Larose (jplarose@abarrach.com) - File:TreeOfLife.svg, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=24390800による

ペンタクルスの6は、お手持ちの方はご覧いただければと思いますが、
何かを分配している、あるいは互換的、応酬と考えます。
それが逆、が2回も出てるというのは、やはりお金を得るのは厳しいのか…

と落ち込むのはまだ早いのですがw

他のカードと合わせて考えると、応酬性のあること、何かを提供し、何かをもらうことで収益を上げること、ニーズに合わせて何かをする、のではない、別の道が良いのではと考えました。

そのヒントになるのが、大アルカナの星。星は、カバラでは、7ネツアクと9イエソドをつなぐパス。宝瓶宮を表します。(ちなみに私は宝瓶宮に太陽と水星があります)感情のセフィロトから基礎(無意識的なもの)のセフィロトへの経路。あるいはその逆。
理想的なもの、浄化、天啓。高邁な理想というあたりからも「現世ご利益」とは違う形。

他にも出していただいた、いろんなカードからのコンビネーションを含めて読んでいきました。表層的な意味だけでなく、カバラとの対応や出てきたエレメントや数字の意味も含めて考えていくことで、なるほど感が強かったです。

古典占星術やカバラを考えるとかなり深いリーディングができるなあと思っています。このあたりは、自分もやり始めたところなので、もっと深めていきたいところですね。

生命の木は伊泉龍一先生の講座を受講中です。
今回の記事のセフィロトの解釈は「シークレットオブザタロット」
無料の解説動画は以下の通りです、面白いのでオススメです。












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