エシカルなイタリアランジェリー
今日は、来年用に無くなったブルーインクを買おうと思って
ITOYAさんに寄ってみた、折角だからインクの色も変えてみようかな、、
なんて、行けばなんかインクブームでめちゃくちゃ色んな種類があった
迷ってしまいそうなので、直感で、、チョコレートブラウンにしました。
黒よりも温かみのある茶色は目にも優しい感じで気に入ってます。
前田裕二さんが、メモの事をテレビでおっしゃってましたが
メモって凄い大事だと思います。
学生の時は何気に黒板を必死にノートにとって、、それでメモなんて
意味もわからなくやってましたが、今改めてメモの大事さが分かるなら
当時の自分に言ってあげたいくらい。。
それくらい、今の自分の記憶と思考の要素にはメモが欠かせない。
きっと子供の時は世の中、、世間知らずだから買いたての携帯のように
メモリーがスカスカで、充電時間も長いけど、、今40歳に近づいてる自分は
メモリーがパンパンなスマホ、、というところで。。メモリーを買い足すわけにも
行かないから、、クラウドを使い、いらない写真を捨て、、みたいな感じの作業が
メモをとる作業なんだと思います。
20代の頃に買った本とか読み直すと、若気の至りで買ったほんとはいえど
いい線突いてるなあ〜と思う本もありまして、、そんなものを今読むと
また新しい発見に行き着いたりします。
インクも買い替えたし、、来年に向けて自分をバージョンアップさせたいところですね。
さて、タイトルにエシカルなランジェリーと書きました。
エシカル=倫理的 なランジェリーです。。
ランジェリーに倫理ってあるの?
あります!
というか現代のそれは、かけ離れてるものが多いから敢えて言いたい。
トムフォードが本当のラグジュアリーブランドのあり方として
本当のラグジュアリーブランドは流行遅れにならない。
と言ってます。ブランドとしての一貫した哲学に少しだけ加えた深みや味わいが
時代を超えて愛される。
ランジェリーにおいても、同じで本当のラグジュアリーブランドは新しい古い関係なく時代を超えて常におしゃれなランジェリーとしてあり続ける事ができます。
僕らのマリーが扱うランジェリーはそういうポイントが備わってるものしかブランドは取り扱いませんが、
どのブランドも共通の事が言えるのは、忠実性を基本的に持っているという事。
ランジェリーというものは元々何が一番大事なのか?
機能性も最近は大事ですが、もっと根幹にあるもの。。
それは、、「飾る」という事です。
機能性を追求したものは枝分かれして、下着や肌着になってきます。
飾るという部分に忠実になってこそ、ランジェリーが存在します。
ランジェリーの倫理は着飾るというスタートです。
ですから、ヨーロッパのランジェリーはドレスのように美しく
女性達を魅了する、その美しさはタイムレス。。
それが出来るブランドが、ランジェリーに置けるラグジュアリーブランドです。
数えるほどしか今残ってませんが、、
マリーの扱うものですと、EXILIAやPARAHがその部類のトップに君臨する
ブランドになります。
ラペルラは他社様なので、なかなか名前に対してコメントもしづらいですが
大手すぎて創業者から離れてしまったところがありまして、、おそらく
創業者のラペルラに魅せられた方は今のペルラに思う部分は色々あると、、
聞いたりします。
そういうブランド達には素晴らしい職人がいます。
その職人が技を発揮して、仕事ができる場面を昨今のファストファッション
ファストランジェリーが奪っているのがまさに今問題になってます。
ユニクロさんが、ミラノに来ました、、来年どれだけのブランドが
影響を受けるのか、、恐怖ですね。
その職人が仕事して、新人に継承してこそ、イタリアのファッション文化が
次の時代に継承されていくからです。
文化に打撃を与えた、ユニクロさんはイタリア人の家計に助け舟の一方
イタリアファッション文化を破壊しかねない罪を引き起こしかねない可能性が
あると思います。
弱肉強食とはいえ、、こういうのをイタリアは国が守ってきたんです
スーパーマーケットという概念が来た時には、専門店の50Mいないで営業できないとか地域によってはあったんですね。
今、EUの混乱で、イタリアもボロボロです。
その最中それに対しての色んなことが出来なかった事実が日本にいる自分から
見えました。
来年どんな1年になっていくのか、色々注視していかないといけませんね。
少なくとも、エシカルなランジェリー、、を伝えることは。
日本人がマヨネーズをかけない本当の江戸前寿司を外国人に教えるのと一緒だと思うので。。。
今の日本のランジェリーはマヨネーズ、、いや、ケチャップのかかってる寿司を
食べて、本場のお寿司みたいで美味しいね、と喜んでいる状態だと思います。
イタリアやフランス人から見た日本の下着はそう見えてると思います。。
では、この辺で。。
写真は、日本橋高島屋の私がやってるランジェリーです。
このランジェリーはファッションとの垣根を超える目的のあるランジェリーです。
ランジェリーをよりオシャレに、ファッションアイテムの様に楽しめるものであって欲しい。デザイナーが30年前から言ってる言葉で、、これがファッションアイテムと並ぶ時代が日本にも来ればいいなあ、、、
JUN
サポート有難うございます、専門クリエイターとしてnoteから書籍化に向けて頑張って行きたいと思います。