見出し画像

通信制大学に申し込みした_準備5

通信制大学に入学した方々のプログをみると、卒業せずに退学した人や、在籍期間を超えてしまって卒業出来なかった人を多くみかける。
介護や仕事でどうしても時間が取れなかったり、通信大学の授業が、期待していたより良くなかった、というのが理由らしい。さぞかし大変だったのだろうなあ、と思う。

 私が通信制大学の事を考え始めたのは、なんと15年くらい前からだ。その頃の私は、”学歴コンプレックス”に押しつぶされそうな毎日を送っていた。仕事も生活も人間関係も、それなりにこなしていたが、心の片隅に”高卒”というのが抜けない棘のように引っかかっていた。
何をするのにもその小さい棘が大きなストッパーになって、私の心はびくびくと縮こまっていた。私はネットや雑誌で通信制大学の情報を調べては、自分が卒業した気分になって、1人で喜んでいた。15年間も調べまくっていたのだからすっかり詳しくなり、通信制のある大学、学科から入学金からスクーリング制度まで、人に聞かればベラベラと蘊蓄を語れる程になった。

そこまで”通信制マニア”になっても、私は自分が入学する、という決断が出来なかった。学歴コンプレックスを拗らせてすぎて、行動を起こせなくて縮こまる事しか出来なかった

その、15年間もの間縮こまっていた、学歴コンプレックスの背中を押して、2021年度通信制大学に申し込み、決行させたのは他でもない、コロナ、だった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?