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ワンオペ育児ってどう?

国語辞典にそろそろ載るんじゃないかってくらい、日常生活語になってきた「ワンオペ育児」。もはや「ワンオペ」だけでその後は「育児」「子育て」が来るって、みんな思ってるとこある。それもどうなの日本、ってのはさておき。


わたしもきっと、世間一般にはれっきとした「ワンオペ育児」代表だという自覚あり。子ども3人(5歳・3歳・0歳)、24時間パパ不在(現在)、実家遠方、転勤族。
わかりやすく自分のことを自己紹介したり、一言で子育て状況や生活スタイルを伝えるときには「ワンオペ」という言葉には大変お世話になっています。


でも実は、ワンオペって言葉。人が使っていることに対しては一切何も感じないんだけど、自分が使うことに、苦手意識があります。


「ワンオペ育児です」の背景


「3人のお子さんのワンオペ育児、どうやって毎日過ごしてるんですか?」「大変でしょう。」「本当にすごいです。」「マリエさんって何人いるの?!」と、皆さんから心優しいお言葉をいただくことが多いです。ありがとうございます。全然すごくなんかないし、全然がんばってないんですが、なんか、それだけで「私毎日よくがんばってるな」って、自分を褒めてあげれてます。ママってなかなか褒めてもらえなかったりするからね、嬉しい。


物理的に人手が足りないことってもちろんあるんだけど、わたしより断然子どもたちがすごくって、いつも成長して、わたしをどんどん支えてくれています。(もちろん、どうしたどうした?っていう白目案件もありますよ。)


私が悩んであれこれ調べてる間に、子どもが自分でできるようになってくれてるし、困ったときは、私が何かをしないと決める。家電などの手を借りる。優先順位を決め時間をかけてやっていく。どれかで解決することがほとんどだなって感じています。


世にいう『ワンオペ』問題は、精神的孤独のことなのかな。

たとえば、子どもが手を付けられないくらいにイヤイヤしちゃうときも、そのイヤイヤひっくり返っている姿を、大人の誰かと分かち合って「わぁ~これは大変だ~」「さーて、どうする」「イヤイヤしてるね~」と言えるだけで、本当にその事実は大きく違ってくるのです。


みんなどっかでワンオペ育児


核家族化も進む中で思うことは、『みんなどこかでワンオペ育児してる』ってこと。
わたしって大変。子育てって大変。は、お子さんが何歳であっても、お母さんみんな感じてるんじゃないかなと思う。
だって、人間って、そもそもチームで子育てをするようにできている。なのに、ひとりで子育てしているんだから、そう感じちゃうよね。


だからわたしは、現実「ワンオペ育児」だったとしても『みんなどこかで今も、ママやってるんだなぁ』って思うと、いつしか心強くなってきて、勝手に心の中で全国のママたちとタッグ組んでる気持ちで過ごしてる。毎日マイペースに、ゆるくゆるく。

「子育て」「育児」とか「母として」「親として」とかは一旦タンスに片付けた。「ママにもわからないこと、できないことはある」「一緒に成長していかせてね」。
「こどもと暮らす」「わたしの人生にとけこむ、こどもとの日々。」くらいのスタンスで、過ごしています。


みなさんの子育て環境は、いかがですか?


心の中でタッグ組んでるくらいだから、同じ戦友たちみんなで、会って話して支えあって、おかず配ってさ。リアルで繋がって、みんなで子育て、していきたいね。

だから私は、赤ちゃんとママの集まるお部屋。こどもたちとママの集まれるお部屋を作っていきたいなぁと思うのです。


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