触れるな、簡単に〜酒に酔った走り書きの話。〜
今の私は酒に酔っているから、話半分で聞いてほしい
これはあくまでも酔った私が走り書きしたものだ
冷静になった自分がこれを見てどう思うかはわからない。
◆
真っ暗闇の中、言葉がぽつりぽつりと氾濫していく
だんだんと形が見えてくる
その空間は、大きくなっていく
壁?天井?そんなものは今、どこにもない
知らない誰かに手を引かれて、言葉でできた夢の中を彷徨う
あ、たぶん、知っている
これはきっと悪い夢だ
「まだいくの?」
「もう少しだけ」
「まだいくの?」
「もう少し、もう