「学問にもベンチャーがある」。

東京大学の祝辞は大変話題になりました。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html

私も拝見しました。話題になる理由がわかりました。公表するのが正しいかはわからないですが、非常に「的をえた表現」が随所に散りばめられていました。女性である、そしてジェンダー論の第一人者である彼女だから話せた内容だと思います。

私は女性なので、話題になっていた「残念ながら平等ではない社会が待っている」といったところももちろん興味深かったのですが、私は今回のタイトルにした部分に非常に興味を惹かれました。

「学問=普遍的なもの。」と思っていたからです。思っていたというより、考えたことなかったという方が正しいかもしれません。しかし、学問こそベンチャー思考を持つべきで、時代背景など学生を取り巻く環境が変わっていく中で学問が変わらないということはありえない話だなと思うんです。私は学生時代に「ベンチャー魂」みたいなものを学んだり触れたりすることはなかったです。そもそもそういう言葉がなかったからかもしれませんが…。

しかし、世の中にベンチャ企業が増えてくる中で、学生のうちからベンチャーの考え方や生まれた時代背景などを知っておけば、学生たちの将来に新しい感覚や考え方が生まれ、新しい選択肢の一つとして早くから頭の中に芽生えることで準備ができたり、いろんな視点で物事を考えられるようになると思うのです。

私は平等じゃないから楽しい。やりがいがあるんだ!というマインドになれる女性たちが増えることを楽しみにしていますし、自分も発信していける人になりたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?