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はじめてのクレイ②: おすすめのクレイは?

私が持つクレイの資格はクレイ・トラスト・リンク協会の「クレイソムリエ(R)」というものです。 https://claytrustlink.jp/course/
私の見解=協会の見解ではありませんし、ここで紹介するブランドやメーカー、やり方だけがベスト、と思っているわけではないことをご承知の上、楽しいクレイライフの参考としていただけたら嬉しいです。


普段、フランス産のクレイをメインで使用しています。受講した講座で使われていたのがフランス産のクレイで、その使用感を気に入ったことがきっかけです。

フランス産のクレイのブランドを二つご紹介します。HPには使い方の説明や注意事項があるので、ぜひお読みになってください。

保存や持ち歩き、使いやすさ、クレイの性質への配慮・・・判断材料はいろいろありますので、ご自身の性格やライフスタイルに合わせて選んでみてください。


【クレイル】 


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旧パッケージです


パッケージがしっかりしているため、すぐにガラス瓶を用意できない人、旅先などに持ち歩きたい方に利点があります。

70g使いきりのパックだと、水を注ぐだけでフェイシャルパック1回分のペーストができるというメリットがありますが、クレイルは下の写真のようなパッケージ材質なので、気にならない人向きです。(クレイはプラスチックや金属との相性が悪いと言われています)

この材質によるクレイの変質などを感じたことはないですが、クレイの性質上、購入後はできるだけ早く瓶を用意して移し替えるのがベターです。

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(ラミジップ アルミタイプ スタンドパッククラフト?)


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(モンモリロナイトのパッケージ。成分にはイライト、カオリンも含まれています。)

興味ある方はこちらも参考にしてみてください。
「クレイル」誕生までの道のり⑧ークレイが採れる土地の歴史
 https://ameblo.jp/ncbar/entry-12298077336.html
「クレイル」誕生までの道のり⑨ークレイの山と工場
 https://ameblo.jp/ncbar/entry-12298205753.html
「クレイル」誕生までの道のり⑩ー産みの苦しみ
(なぜ↑のようなパッケージに落ち着いたか)
 https://ameblo.jp/ncbar/entry-12298501604.html

【アロマフランス】

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こちらのパッケージは内も外も紙袋で、内袋はある程度は耐水耐油加工のようです。

クレイが金属やプラスチックとの相性が悪いことに配慮し、工夫されたパッケージですが、開封したらできるだけ早く瓶に移し替えることをおすすめします。

というのは、以前に、開封後、紙袋のまま保存されたクレイで顔パックをしたことがありますが、そのクレイが吸収してしまった"何か"の匂いが気になって仕方がない、という体験をしたためです。(この場合クレイが吸収しているのは匂いだけではないはず・・・。)

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アロマフランス社のクレイペーストと歯磨き粉のチューブ
材質がプラスチックですが、少量を使いたい時、ペーストができているのは便利

アロマフランスはあちこちで取り扱いがありますが、こちら↓のショップの「クレイハンドブック」がわかりやすいのでリンクを貼ります。おまけも充実しています
https://www.rakuten.co.jp/aromacradle/

その他のクレイ


クレイは地球が育んだ古い粘土です。フランスだけではなく、イタリア、オーストラリア、ブラジル、アメリカなど世界各地でクレイが産出されます。日本でもモンモリロナイトなどが産出されます。

モロッコのガスールは、肌に使える泥ですが、粒子が大きい等の理由で、クレイとは定義されないそうです。

沖縄のクチャは、そのまんま「泥」という意味で、昔から美容等に使われてきたそうです。粒子は大きめですが、使った後、触って気持ちの良い肌になりました。

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ブラジリアンパープルクレイ、国産モンモリロナイト、沖縄クチャ2種
保存が長くなりそうなら、容器はガラス瓶に移すのがおすすめですが、
購入時にすでに匂い移りがある場合もあります。
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オーストラリアのイエロークレイ
クレイ・アロマ・手作りコスメに詳しい Aromanoさんで試させてもらった時の写真
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エンヴェロップメント(クレイの使い方の一つ)をしてつやっつやに


本日はここまでです。
次回は、クレイを使いたいんだけど何色を選んだらいいの?という質問にお答えします。





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