2013.03.27 弾丸静岡 ⑨
ヒラマツを探しに行くと、名前Tシャツの少年たちが階段を下りてくる。
学園中出身の新入生たち。
「どこ行くの?今からボール蹴るんでしょ?」
「蹴れる場所が無いので、走り行ってきます」
意識が高い。
当たり前と言えば当たり前だが。
自分の身近には、こんな中学3年生はいない。
上のグラウンドで、ヒラマツを発見。
しかし今回は、そのテクニックを目にすることはできず。
下のグラウンドでは、Bチームの練習が始まった。
新入生も、3年生も、やることは同じ。
リフティングとドリブル。
指導者が言うことも変わらない。
でも、やはり3年生。
ボールタッチの年季が違う。
柔らく、しなやか。
動きにキレもある。
Bチームの1vs1。
やはり実戦的なのは、足裏・ダブルタッチ・またぎぐらいか。
この1vs1、ヒールリフトやシャペウは見られなかった。
遊び心よりも、スピード勝負。
ゴールへの執念を見た。
ここまで見て、聖地・谷田グラウンドを後にする。
初めての静岡学園、日本一を目指す高校生たちの空気を、生で感じることができた。
全国のテクニック系チームと、やっていることは変わらない。
違うのは選手たちの目と、その目を作る指導者たちの空気。
根本的な熱が違う。
素人でも、下手でも、プロ意識を持つことはできるはず。
サッカーはテクニック、というのは間違いないが、一番大切なのはハートの部分。
そこを学ばせてもらった。
また必ず来るからな。
次は、もっと強力な鞠中毒菌を持って。笑
静学の高校生たち、コーチのオキタツさん、ミヤモトさん、ありがとうございました!
この後は、グラウンドを移動してフィブラvs静岡学園中の試合を観戦に。
つづく
熱病フットボーラー OMA
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