見出し画像

管理職に向いていない人の特徴

私は、20年間のサラリーマン生活の最後の5年間、いくつかの外資系企業でマネージャー職をやっていました。
ただ、外資系企業の日本支店というのは基本的に数十人、多くても数百人規模の会社がほとんどで、私が働いていた会社は150人程度の会社から50人程度の規模の会社ばかりでした。
また、マネージャーと言っても、いわゆる「プレイングマネージャー」というもので、部下が居ない管理職でした。
部下が居ないので、自分一人でその部署の全てを任せられるわけです。

そして、そのような日本国内に部下が居ないプレイングマネージャーのような場合、上司は海外本社にいる何とかディレクターとかいう外国人になります。

部下が居なくて、上司は海外にいるし、部署の業務は自分の裁量で進められるから良いじゃないか、と思われるかもしれません。

実際、求められるスキルがあって且つ担当している仕事に興味関心があれば、ある意味とても良い労働環境だと言えるでしょう。

しかし、残念ながら、私は自分がやっている仕事に興味関心がほとんどありませんでした。
また、職務経歴書に書いているほどの高いスキルを実際に持ち合わせていないことも分かりました。

そのため、私は、管理職どころか普通のサラリーマン自体に向いていなかったと言っても過言ではないでしょう。


まず、私がどういった理由で管理職に向いていなかったと言えるのか、いくつか理由を挙げてみましょう。

1.社会不安障害のため、上司や同僚と上手くコミュニケーションを取るのが苦手であった。
2.人から嫌われることを極端に恐れていたため、会議の場などで自分から会社に対して意見を言うことができなかった。
3.やっている仕事がそもそも好きではなかった。
4.ただただお金に対する不安や恐れから目を背けるためにサラリーマンを続けていた。
5.会社に求められるほど高いスキルを持ち合わせていなかった。

もうこれだけで十分でしょう。
これだけ揃っていれば、明らかに管理職に向いていないと言えます。

一言で端的に言うと、管理職に向いていない人とは、ズバリ
「恐れが強すぎる人」
です。

私がまさしくそうでした。

恐れが強いと自分に自信が持てないので、会社組織では何をするにしてもマイナスに作用してしまいます。

ということで、私の場合を例に挙げてお話ししましたが、管理職に向いていない人の特徴をもう一度挙げてみましょう。

1.恐れが強すぎて、上司や同僚と上手くコミュニケーションを取るのが苦手な人。
2.人から嫌われることを極端に恐れていて、会議の場などで自分から会社に対して意見を言うことができない人。
3.やっている仕事がそもそも好きでない人。
4.ただただお金に対する不安や恐れから目を背けるためにサラリーマンを続けているような受け身的な人。
5.会社に求められるほど高いスキルを持ち合わせていない人。

考えてみれば当たり前の話ですけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?