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電車の妙な息苦しさ

どうも、ハロウィンなので、渋谷での用事をそそくさと済ませ、夕方に無事帰還したまりあさんです。

今日は東京の電車内で感じる息苦しさについて話そうと思います。

▽ドイツ人の写真家が撮った満員電車

■仕事に行けないほど辛い電車

私は最近仕事を辞めたのですが、その要因の一つは朝の満員電車でした。

え、と皆さんお思いでしょう。私もそう思います。
私は中学生から大学生になるまで通学に電車を使っていて、そのときは全く問題ありませんでした。

▽阪急電車は普通に好きです

日曜、翌日の仕事を考えると憂鬱になるのですが、まず電車に乗るのが嫌でした。

私はオフィスからドアtoドアで1時間ぐらいのところに住んでいるのですが、電車に乗っているのは30分ぐらいです。

はじめはまあアニメが一本ぐらい見れるし、隙間時間に何でも出来るしええやん!ぐらい前向きでした。

でも実際問題、電車のなかでアニメなんか到底観れません。めちゃくちゃラッキーじゃないと席には座れないし、立っているときもイヤホンがとなりの人と絡まりそうです。

※じゃあコードレスタイプのイヤホン持っていけばええやんと今書いていて思ったので、試してみます。

■みんなが仕方なく電車に乗っている?

あと、東京の電車には「妙な息苦しさ」があります。それを強く感じたのは、東京に台風が来た翌日でした。

流石に台風が接近した日曜は電車が止まっていましたが、月曜の朝には何事もなかったかのように電車が走っていました。

いつもより心持ち早くに家を出たので、今日は空いた電車に乗れるかもと、少しルンルンで電車を待っていました。

しかし目の前に来た電車はすでに満杯。一人も入れるスペースがありませんでした。

私は次の電車を待つことにしましたが、次の電車も同じでした。何ならさっきより酷い混み具合に思えました。

これ以上待っていても仕方がないので、私は電車のようなものに乗ってみました。後ろに続く人が押し込んでくれて何とか乗れました。

仕事にいくサラリーマンが大半なので、男性が8割ぐらいを占めていました。四方を知らない男性にぎゅうぎゅうに囲まれるのは、あまりいいものではありません。

みんな汗をかいていい匂いではありません。また一人あたりのスペースが少なく、くの字のような体勢を強いられました。いつ痴漢されてもおかしくありません。

本当はみんなもこんな満員電車に乗りたくないんじゃと思うほど、周りの人は無機質で、我慢して感情を殺しているようです。

あるおっさんは自分が苦しいことを周りに伝えたかったらしく、隣で喘いできました。みんな押しつぶされてぎゅうぎゅうで苦しさは一緒なのに、そのおっさんだけ、汚く喘ぐのです。

私は電車の痴漢ものAVはこういう自分勝手なおっさんから発せられた喘ぎ声がきっかけで、ジャンルが発明されたのではないかと思うことで、心をしずませていました。

■心の余裕がない乗客達

一番心が折れてしまったのが、皆が乗ることに必死すぎて譲り合う気持ちが欠落しているのが目に見えて分かった時です。

ある停車駅で小柄な女性が電車を降りようとしていました。結構ドアとは距離があるので、大変そうだなと眺めていたら、降りる人を待たず人が乗ってくるため、なかなか出られずにいました。

その降りようとする女性は明らかに人の波に負けていました。しかし、乗ってくる人は乗ることに、乗っている人たちは社内の自分の場所を確保するのに必死で、誰もその女性を気にかけないのです。

私は思わず「すみません、ここに降りる人がいます」と声を張って叫びました。するとようやく何人かの人々は降りる人を優先するよう、気を配るようになり、乗る人の勢いも収まりました。

「やればできるやん」と思いつつ、こんな、幼稚園児でもできるようなことも、東京に住むとできなくなってしまうのかと悲しい気持ちになりました。

■地元の電車との違い:自分のスペースがあるかどうか

別に地元の電車が、思いやり溢れる人ばかりだったというわけではありません。しかし、少なくとも「自分のスペース」は毎日確保されていたように思います。

人が仕事に必死で、心に余裕がなくなるのは東西問わず全国で見られますが、自分のスペースがないというのは、その余裕のなさを加速させます。

私は毎朝、そんな余裕のない人たちに囲まれて過ごしたくありません。そういう心のない人たちと行動したくない、人の世の中に絶望したくない、わざわざ苦しんでまで仕事場まで行きたくないのです。

今日は暗めのnoteになってしまいましたが、皆さんはどうして息苦しさが生まれるとおもいますか?

また、辛い電車通勤を乗り越えるライフハックがあれば教えてください。

では、ばいばい!!

まりあさん

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