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元看護師が語る!ハーブとアロマのお役立ち情報

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元看護師のハーバリストが、ハーブとアロマの実用的な情報を提供。マリアリーフ「ハーブとアロマの学校」のスクール生で構成される「マリアリーフらぼ」での研究も共有。看護師や講師経験から…
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記事一覧

肝臓を守るハーブ『ミルクシスル』

肝臓を守るハーブ ミルクシスルのご紹介です。 ミルクシスルの育っている様子生徒さまが、ベランダに育っているミルクシスルの写真を送ってくださいましたので使わせていただいています💓 ありがとうございます♪ お花が咲いた後は、こんなふうに白いホワホワな部分が出来て、その中から… タネがたくさん出てきます。 このタネの中に、シリマリンという肝臓を守ってくれる素敵な働きがあります お花の姿を見ているだけでも癒されて、さらに肝臓まで守ってくれるミルクシスルは、まさに自然が与えてく

自己免疫力アップハーブをブレンド! 〜 本日のハーブティー

今日はテーマを「自己免疫力UP」にして、ハーブティーを作ることに。 今流行りのコロナや、その他の病気も自己免疫力を高く保っておくことが予防の一つになります✨ 大体小さじ一程度づつです🌿 エキナセア🟠免疫力を上げるハーブといえば「エキナセア」が第一チョイス✨ ローズヒップ🔴ビタミンCをたっぷり含んでいるので、ストレスや体力が落ちている時には必需品。お肌も綺麗に✨酸味が強いので他のハーブよりは少なめに入れています。 ネトル🟢浄血作用があると言われ体調を整えたり、アレルギ

フレッシュオレンジバームティー! 〜 本日のハーブティー

今日は、お庭で育っているオレンジバームを摘んで、フレッシュハーブティーにしました✨ オレンジバームというネーミングの通り、オレンジのような甘い香りがしました🍊🧡 フレッシュハーブティーを作るときは、ドライハーブよりも3〜5倍など、かなり多めに入れて、抽出時間は短めにします🫖 カップに注いで・・・・・ 完成しました✨ フレッシュで感じたオレンジのような甘い香りが、そのままハーブティーでも感じられました💕 とても美味しかったです。またフレッシュのハーブが育ったら試して

ハーブバスソルトの作り方 〜 お洒落なハーブとアロマの活用法

今日はメディカルハーブ基礎レッスンの実習の一つである「ハーブバスソルト」の作り方についてです🌼✨見た目も可愛くて、香りも良く、体も心も温めてくれます😊💕 用意するもの・お好きなハーブ(彩りの良いものだと素敵!) ・お好きな精油 ・自然塩 ・ハーブバスソルトを入れる物(今回は袋) 今回のハーブは、カレンデュラやローズ、ラベンダーを用意しました。自然塩は見た目もほんのり色づいて可愛いピンクソルトを用意しました✨ 精油は通常のお風呂の場合、5滴までです。 子供さんや高齢者さん

光感作を起こす精油 〜 紫外線に注意しましょう

柑橘系の精油の中には紫外線に反応して炎症を起こし、シミなどの原因となる光感作物質が含まれている場合があります。肌に使用する時には紫外線に当たらないように配慮が必要です🕶🌞 今回は光感作を起こす可能性がある精油を幾つかご紹介します🍋🍋 ベルガモットまずはベルガモットです🟢🌱 光感作を起こす原因成分の一つが「ベルガプテン」です。ベルガプテンは、多くの柑橘系の精油に含まれていますが、その中でも、ベルガモットには最も多く含まれているという研究データがあります。 ベルガモットの精油

ハーブの名前当てクイズ!いくつわかるかな? 〜 生徒さまのお庭のハーブ畑より

生徒さまのお庭に咲いたハーブ達マリアリーフでハーバルセラピストを学んでくださった生徒さまがお庭に咲いているハーブを持ってきてくださいました。 今の季節はハーブ達が花を咲かせ、緑も鮮やかでとても賑やかです。 ハーブの名前当てクイズ(笑)生徒さまが持ってきてくださったハーブ達。とっても可愛いですね♪ さて、下の写真の中には7種類のハーブが写っています。 ハーブの名前、いくつわかりますか? すべてわかったら、あなたはもうハーブ博士に近い!かも? 答えはこの下に書きますね。  

植物からの3つの「ギフト」 〜 ありがたい恩恵

植物のありがたさ人間は植物無しでは生きていくことができません。 人間が生まれるずーっと前から植物はこの地球上に存在していました。 私たちは植物からの恩恵を受け取り、共存することで今まで生きています。 今回はそのありがた〜い恩恵を3つ紹介します🌿 1. 食べ物1つ目は食べ物です。 糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5つは五大栄養素と呼ばれており、私たちが健康に生きるためには必要不可欠な栄養素です。 人間や動物はその多くを体内で作り出すことができません。 ではその

医学の祖「ヒポクラテス」 〜 ハーブとの深い繋がり

ヒポクラテスという医師「ヒポクラテス」は紀元前400年代に活躍をした古代ギリシア時代の医師です。 なんとなく名前を聞いたことがある・・・という方も多いと思います。 「医学の祖」と呼ばれるだけあり、新しい考え方を生み出し、その考え方や方法は今でも継承されています。医学を体系的なものに確立しました。 体液病理説ヒポクラテスは「体液病理説」を唱えました。 人間の4つの体液である血液、黒胆汁、黄胆汁、粘液 のバランスが崩れると病気が起こるという考え方です。 当時は病気の原因は

心を癒すパッションフラワー 〜 ハーブコレクション

パッションフラワーのご紹介写真のお花をよ〜〜くご覧になってみてください。 この不思議な形のお花を咲かせるハーブの名前はパッションフラワーです。 パッションフラワーのお花はちょっとグロテスクですね。 雄しべが3つに分かれてちょうど時計の針のように見えるので、日本名はチャボトケイソウ(時計草)と言います。 花びらも時計のように丸く広がっていています。面白い形だなとつくづく思います。 つる性の植物なので、パッションフラワーを育てて緑のカーテンを作ることが出来ます。 クルクル

元看護師が語る!うつ予防とハーブ活用法 〜 マリアリーフらぼvol.23

毎月1回、マリアリーフ生と一緒にテーマを決めて勉強会をしています。 2月のマリアリーフらぼ(ハーブ研究会)では、うつ予防とハーブ活用法に焦点を当てました。 日本人の15人に1人はうつを経験厚生労働省の発表によると、日本では15人に1人がうつ病の経験者とされ、特に中高年の自殺が増加しています。この課題に取り組むために、セロトニンの増加とハーブの効果的な利用について紹介します。 うつ病の原因とセロトニンの役割うつ病の主な原因として、脳内の神経伝達物質「セロトニン」や「ノルアド

元看護師が語る!免疫力を高める植物療法〜マリアリーフらぼvol.22より

毎月第2土曜に開催しているハーブ研究会『マリアリーフらぼ』の中で、12月のテーマ「免疫力を高める植物療法」についてまとめてみました。 人の免疫を担当する白血球について白血球は私たちの体内に存在していて、多くの種類があり、それぞれが連携しあって敵と戦ってくれます。 人がウイルスや菌に感染したときに戦ってくれる白血球は勇敢な戦士です。 特に興味深いのは、白血球は人の心や体、自律神経と密接な関係にあること。 例えば・・・ 白血球は、体温が37〜38度位が一番戦いやすい状態に

元看護師が語る!ダイエットにおすすめのハーブはこれ!

ダイエットにおすすめのハーブはたくさんありますが、その中でも一押しなのがこれ! マルベリーリーフ マルベリーは実がなりますが葉っぱを使います。 桑の葉ともいいます。 マルベリーには デオキシノジリマイシンという優れものの成分が含まれていて 腸管での糖の吸収を抑えてくれる働きを持っています ダイエット中の方や 血糖値が高くて糖質制限をしている方には おすすめのハーブです。 ハーブティーで飲む場合のポイントは 「食直前」 または 「食事中」 に飲むこと。 ケーキやご飯な

元看護師が語る!さむ〜い冬に心と体を温めるハーブ 2選

寒〜〜い冬がやってきました。体調を壊して風邪をひきやすい時期ですね。 自己免疫力を維持するためにも、いつも心と体をぽかぽかにしておくことが大切です。今回は、心と体を温めてくれるハーブをご紹介します。 体を温めると免疫力が上がる人の体温は1度の差で免疫力が格段に変わります。 体温が低すぎると免疫力が落ちるので、平熱では36度台をキープしておくことが大切。菌やウイルスに感染したときは、体は体温を37〜38度に上昇させて免疫力がさらにアップさせます。 そんな時に、体を温めてくれ

元看護師が語る!インフルエンザ対策にオススメのハーブとアロマ 2選

インフルエンザやコロナが流行っていて困ってしまいますね。 薬に頼らずに対策するためのハーブとアロマをご紹介します。 インフルエンザ対策のハーブとアロマハーブならエキナセア このハーブは自己免疫力を上げてくれるハーブの代表です。 医薬品には自己免疫力を上げるものは基本ありません。 インフルエンザやコロナが流行っている時期は、 エキナセアをハーブティーをしっかり飲むことをおすすめします! ちょっと喉が痛くなったり 熱っぽくなった時も 集中的に飲むと 1〜2日で回復する経験