14 火天大有(かてんたいゆう)
~ 燦々と天に輝く太陽、盛大盛運の時 ~
- 天佑神助の象 = 天の恵みと明知を以って、皆で成果を生み出し大いに有する -
☆卦辞:大有、元亨。 (たいゆうは、おおいにとおる。)
☆彖伝:彖曰、大有、柔得尊位、大中而上下應之、曰大有。其徳剛健而文明、應乎天而時行。是以元亨。(たんにいわく、たいゆうは、じゅうそんいをえ、だいちゅにして、じょうげ、これにおうずるを、たいゆうという。そのとくはごうけんにしてぶんめい、てんにおうじてときにおこなう。ここをもっておおいにとおる。)
☆大象伝:象曰。火在天上大有。君子以遏惡揚善、順天休命。(しょうにいわく、ひ、てんじょうあるは、たいゆうなり。くんしもってあくをとどめ、ぜんをあげ、てんのきゅうめいにしたがう。)
キーワード:
盛大、盛運、成功、豊年、富豪、天の佑け、明知実力併せ有する、世話苦労多し、女主人、女社長、親睦、経営者 など
☆序卦伝:「與人同者,物必歸焉,故受之以大有。(人と同じき者は、物必ず帰す。故に之を受くるに大有を以ってす。)」
同人の卦の次に、大有の卦があります。人と協同し、無私で人と一致する時は、何事も盛大となって、多くの人や多くの物が必ずこれに帰服し、従って来ます。ですので同人の次に大有があるのです。大有とは、多くの物を自分が所有し持っている卦であって、富有の卦です。財産も、人民も多く、国も大きいという、大変盛大な様子を示します。
★解説&運勢★
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